Sully

 映画、ハドソン川の奇跡(原題名 Sully)(※1)を観てきました。
 スポーツ界では「名選手必ずしも名監督たり得ず」とよく言われます。が、クリント・イーストウッドは俳優として名を成し、監督としても良い作品を作り続けています。私は俳優としてよりも監督としての方が一段と好きで、全て地味な映画ばかりですが、彼の監督作品というだけで全て劇場であるいはビデオで観ています。
 今回も題名からテーマは判りますが、トム・ハンクス主演とも知らず、彼の監督作品と言うだけで劇場に足を運びました。今見るとネット上では酷評もみられますが、私はカット・カットのつなぎの良さにも魅せられましたし、観た後の清涼感というかすがすがしさを久しぶりに味わった気分です。
 ちょっと大げさですが、私にとって絵画や音楽、その他の芸術品の良さは、観た後、聴いた後にいかに良い余韻が残るかだと思っています。
 私の中では、ミリオンダラー・ベイビーは越えられませんでしたが、良い時間を過ごせたとの思いです。

(※1) https://www.youtube.com/watch?v=mjKEXxO2KNE

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