去年買ったウクレレがお蔵入りせず、今も健在です。小さいというのが最大の要因でしょうか、炬燵の横にいつもありますので、テレビを見ながら時たまジャカジャカと覚えたコードをかき鳴らし、お隣には意味のない音でさぞかし迷惑なことだろうと推測します。
楽器を持つとソロの曲を弾いてみたくなるものです。ところがスタンダードなウクレレは第4弦から第1弦への順で、高いソ(G)-ド(C)-ミ(E)-ラ(A)とチューニングされていて(高いと書いたのは他の音と同じオクターブの意味です)、音域が狭いためソロの曲には向かず、ほとんどの曲が第4弦を1オクターブ下のGにチューニングすることで編曲されています。じゃそのようにチューニングをすればいいじゃないか、なのですが、弦の太さが違い一台のウクレレで両方とはいかないのです。
ウクレレに関するサイトを覗いてみると、皆さん私のコレクションと称してたくさんのウクレレを写真で紹介されています。可愛い楽器ですし品物で音質も変わりますのでいろいろ欲しくなるのでしょうが、用途に応じて使い分けというのもあるのでしょう。というわけで、実は私ももう一台欲しくなってきているのですが、自分の腕と今後この気まぐれがいつまで続くかにかかっています。なにせ飽きっぽい性格は家族周知のところですから。