我が家のここ一ヶ月程の夕食は、テーブルに付くと「何はなくともまずトマト」です。ビールで喉の渇きを癒すのも良いですが、よく冷えた完熟のトマトを頬張ると、昼間の暑さが一時に解消されます。
親戚の農家がハウスのトマトを市場に出荷されていて、市場には出せない型落ち品を安くわけていただいています。例年は完熟なのですが、今年は早採りで甘さは少し落ちますが、それでもスーパーのトマトとは差があります。別の農家からもいただくのですが、品種が違うのかそれとも土壌のせいなのか、こちらのトマトのほうが美味しいのです。
喉の渇きには水分補給ですが、水を飲むのとは違って自然の食物から得る水分はまた別物です。ちょっと大げさに云うならば、「人は自然に生かされている」感じです。
そのトマトも露地物が出まわるようになるともうおしまいです。「もうこれが最後」と通告されましたので、我が家の夏も一区切りです。