思わぬ危険性

 文明の利器も意外なところに危険性(※1)を秘めているのですね。
 記事によると、iPad2のカバーを止めている30個の磁石が影響し、電気的ショックを与えて心臓の不整脈を止める除細動器の電源を落としてしまう恐れがあるとか。
 ペースメーカーに対し、携帯電話の電波の影響を避けるアナウンスはよく行われています。アップルのウェブサイトでは製品取り扱いガイドで、ペースメーカーを装着したユーザーは6インチ(約15センチ)以上体から離して利用することを勧めているようですが、これなどはウェブサイトではなく、商品自体に警告を添付すべきでしょう。
 バックに心臓電気生理学を専門とする父親がいたとしても、14歳の少女が不整脈学会年次総会で研究発表をするなど、日本ではちょっと考えられませんね。それだけ広く聞く耳を持っていることは見習わねばなりません。
 彼女がどんな子かちょっと見てみたい気になります。そんな方は、元記事のこちら(※2)をご覧ください。

(※1) http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/130518/cpd1305180502001-n1.htm
(※2) http://www.bloomberg.com/news/2013-05-09/heart-patient-risk-from-ipad2-found-by-14-year-old.html

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