震度?

 今朝は数多くのブログで、ライブドアの文字が踊っていることでしょう。昨晩から今朝にかけての、東京地検特捜部の証券取引法違反容疑での立ち入り捜査は、阪神大震災11年目の日に合わせたかのように、あたかも急成長企業に潜む断層が露呈したかのようです。
 わざわざ夜間令状まで取って行った捜索にしては、事前にマスコミに漏れ、その件の電話インタビューが立ち入り前にニュースに流れるなど、情報隠蔽への対策はお粗末な感はありますが、地検が動くことは容疑事実はほぼ確実なのでしょう。更に背後に何かあるのでは、との観測もうかがわれます。
 ニュース解説によると、証券取引法の「偽計」、「風説の流布」は5年以下の懲役又は500万円以下の罰金、とのこと。600万円で始めたホームページ製作会社を、僅か10年で7000億円資産の会社に作り上げた堀江氏は、多くの若者たちから羨望と共に強い指示を得ています。容疑の詳細はこれからの捜査を待つわけですが、「この程度のものは大したことじゃないじゃないか」との風潮が彼等の中に芽生えてしまわないか、いささか気がかりではあります。

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