新作映画、封切り前にテレビ放映(※1)の記事を見て、「映画もついにここまで来たか」の感想です。
メル・ギブソンは最近のいくつかの失態で人気が落ち、公開する劇場が少ないのでは、との憶測もありますが、記事によると劇場公開のための費用も要らず、高収益が即座に得られるとあっては、今後このメル方式が広まってもおかしくはありません。
放送サービス会社にとっても、旧作ではなくロードショー前の映画が流せるとなると新たな会員数の獲得につながりますし、今回のディレクTVは既に月9.99ドルで2000万世帯の加入だといいますから、その内から各1ドルでメル・ギブソン出資額がまかなえてしまいます。
ただ昔人間の私としては、映画は大画面で見たいものです。またその場に出かけて観るという楽しみも加わります。そういう私も今は、この映画は映画館で見たい、この映画はレンタル、と住み分けです。その意味では今後自宅でロードショーという環境にもすぐに慣れてしまうかもしれません。
(※1) http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/120515/cpd1205150505007-n1.htm