Googleのグラフ表示

 Googleの数学関数のグラフ表示機能が楽しいですね。検索窓に関数を入力すると検索結果のトップにグラフが表示されます。
 中学生、高校生の頃が懐かしいです。数学の問題を解く過程でおよそのグラフを書くために、xにいくつか数値を代入してそのときのyの値をプロットしていましたが、そんな手間も要りません。公式の証明も深く考えることもなく、二つのグラフの比較でその公式が正しいことが認識できます。
 例えば三角関数の二倍角の公式。検索窓に「sin(2*x),2*sin(x)*cos(x)+1」あるいは 「cos(2*x),cos(x)^2-sin(x)^2+1」と入れてみてください(グラフが重なっては判らないので、二つ目の式は+1して上に1だけずらせています)。証明要らず一目瞭然ですよね。
 複雑な関数はまだ無理なようですが、Googleのことですからその内できるようになることでしょう。もう一つはExcelでも経験するデジタル処理の問題点です。先ほどのsinやcosのグラフをたどってみてください。右上にx座標とy座標が表示されます。sinやcosの最大値は1ですが、決して1にはなりません。それを承知の上でも実に楽しい機能です。

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