この23日、「アインシュタインの特殊相対性理論」を覆すかも、とのニュースが飛び交いました。「質量を持つ物質は光速を超えられない」を覆して、既に質量を持つことが証明されているニュートリノが、光速を0.0025%上回る実験結果を3年をかけて得たとか。
早くも「タイムマシンができるかも」と騒ぎ立てるワイドショーが出たりしていますが、私の率直な感想は、「科学者とは我々とはちょっと時限の違う世界だな」です。こう思うのも、長期に渡って、恐らく多大な費用を使って、「果たしてこれが何に役立つのだろう」と、まるで無知なせいでしょうか。
相対性理論には全く無知ですが、
E=mc2 と
の数式は見たことがあります。
一つ目は、今問題となっている原子力エネルギーで実証されました。そして今回関連するであろう二つ目の式、確かに物体の速度が光速に近づけば物体の質量は無限大に近づき、光速を追い越せば虚数になってしまいます。
今までの理論を根底から覆すとあって、多くの科学者へ検証を呼びかけていますが、やっぱり、科学者がうきうきしている様子が私には気になります。そもそも「光速度は不変」との原理に基づいているわけですが、このこともひっくり返えしたいのでしょうか?