先日購入したワインポンプを試してみました。試すにはワインを飲み残さないといけませんので、赤・白二本のボトルを開けました。(まあ、両方飲める口実でもあるのですが)
付属の栓を付け、ポンプで吸引。数回で少し重くなるのですが、それ以降もポンプの上げ下げはさほどの力もいらず可能です。が、それ以上重くなる気配も無く、ポンプシリンダーの勘合の悪さからみて、ボトルの中の空気を吸い上げるのもこの程度が限界のようです。しばらくしてもう一度吸引をしてみましたが、手に感じる重さの程度は変わりませんので、栓の方の密閉は機能しているようです。
さて翌日、栓の上の突起を倒すように押すと、「プシュ」と音。一応なにがしらの空気は引けています。お味の方は、変わっているような変わっていないような、でも一口めに飲んだ印象とは違う気がします。
この程度の真空度ではワインの酸化を防げるとは思えず、「ワインを飲む」事の小道具というのが私の印象です。もっと高級品になるとどうか分かりませんが、やっぱワインはワンボトル飲みきることに越したことは無さそうです。