ベッド

 体調を崩している一つに両足の痛みがあります。びっこ(差別用語ならばごめんなさい)を引いて歩く状態で、長距離はとても歩けません。
 我が家は畳の上に布団を敷いて寝る旧式の寝室ですが、立ち上がるにも痛みを堪えている私を気遣って、家族がベッドを設えてくれました。家族の思いやりはありがたいものです。
 歳をとればベッドが良いとはよく聞く話ですが、足の痛みをかかえてみればその楽さ加減が実感できます。膝を折って寝床に付く痛みはなくなりますし、立ち上がるにも、体を90度廻せば既に半分立った状態ですので、楽も楽、和式とは大違いです。
 しかし「楽」にも落とし穴があることを、頭に刻んで置かねばなりません。できるだけ永く介護を受けずに歳を重ねるには、自分で立ち上がれることが最低条件です。そのためには、体を起こす腕の筋力と立ち上がるための足の筋力が必要です。
 家族の思いやりで楽をさせてもらう一方で、今後如何に筋力を衰えさせないようにするかが私の課題です。

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