空き巣狙いや強盗のニュースを聞く度に、警備会社との契約が保険の役割を果たしているのか、疑問に思う時があります。警備会社から通報が届き、警官が現場に駆けつけるときには既に事が済んでいるのですから。先日の大分県での事件はこの思いを更に強くしました。
巡回警備の勤務中に小学校の職員室を物色したとして、警備会社の警備員を逮捕。人を感知して作動する警報装置のスイッチを切り、持っていた合鍵で部屋に入ったらしいというのですから、保険どころか、「どうぞ、どうぞ」状態です。
刑罰を重くすれば犯罪が減るとは必ずしも思いませんが、今度の裁判員が守秘義務を負わされるように、犯罪に容易に荷担できる立場の人には、一般とは別の義務と刑罰が必要でしょう。それでも犯罪は起こります。盗られるものはな~んにも無いのが一番です。先日の事件のように、資産があるが故に殺されたのでは堪りませんものね。