家人が新しいTシャツを着ているので、「どうした?」と訊くと「夏物一掃セールをやっていたので買った」とのこと。「さぁいくらでしょう?」の問いに、う~んと思案していると、「380円」。どうも安さ故のネタとして買ったようです。
余りの安さに驚いているのを見て味を占めたか、実はもう1枚買ったと持ってきます。こちらは50%引きのタグが付いていて、980円。380円に比べると高いのでどうかと思ったが、物が良いのでこの値で十分と会計するとレジで更に50%引き。これには本人も驚いたようです。
最初の物は、メイドイン バングラデシュ、後の物は表示なしとのこと。衣料品と言えば今まで中国製が当たり前でしたが、時代は代わってきています。低賃金で流れ込んできた工場も、経済発展による賃金水準向上で、低賃金の国へと移り代わっています。それにここへ来ての米中貿易戦争、中国企業でさえ工場をベトナムに移し、低賃金とメイドイン ベトナムを売りにする時代です。
どんどん時代は代わっています。しかも代わり方が早く、予測も難しい。もう長期視野に立って物作りをする時代ではないのでしょうか。