阿修羅像を観てきました

 昨日、以前から希望していた奈良興福寺の特別拝観(3/15~6/18 9/15~11/19)に行ってきました。最終日曜日は混むだろうと一週前倒しです。長い拝観期間の終わり頃で、さすが仕切り柵で蛇行しながら長い列で待つことはなかったですが、次から次へと拝観者が訪れます。
 仮講堂に9体の仏像と、華原磬(かげんけい)と呼ばれる儀式用の楽器が配置されています。不勉強で馴染みのない私は、拝観券購入時に受け取ったパンフレットの説明と見比べながらですが、堂内は薄暗くて文字は読みづらく、自由拝観で前の人の滞留で詳細に拝観する余地はありません。特に皆が目指す阿修羅像の前は人だかりが動こうとせず遠目からの拝観です。
 それでも阿形、吽形の金剛力士像の力強さや、阿修羅像の度重なる修復で合唱する手が体心からずれていること、五部浄(ごぶじょう)の象の鼻などを確認してきました。耐震改築中の国宝館が来年1/1オープンですから、またゆっくり来てもいいですね。

 車でなく電車で行ったのは正解です。乗ったバスが渋滞で一向に進みません。タクシーならば「ここで降ります」と言えるのですが・・。それにしても外国からの観光客の多いこと、バスは満員でしたが、日本人を探すのが難しいほどです。大きなトランクを引っ張りながらの観光は奇異な感じですが、観光奈良にとってはありがたいことです。

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