これからの小売りは、いかに顧客の趣味趣向などの情報を捉え、顧客毎に商品の提供ができるかだと言われて久しいですが、アマゾン、注文前に商品を予測出荷する特許を取得(※1)の記事を見て、想像以上に先を行っていると驚いています。
「商品を元の場所に返送するよりも、(顧客がその商品をクリックして注文していないとしても)無料で顧客に提供する方が、費用対効果が高いかもしれない」と言うのですから、そこまで自信があるのでしょう。
これで経費が大幅に縮小されるとは想像がつきませんが、顧客へ商品が届くまでの時間は大幅に短縮されることでしょう。この時間短縮は顧客の評価に大きなプラスです。クロネコヤマトも配送センターを強化し、当日配送に力を入れるようですし、顧客の一人としては喜ばしい方向です。
はたして日本でいつから実現するかは分かりませんが、これからはアマゾンから届く商品がどこの配送センターから来ているか、チェックしてみることにします。
(※1) http://japan.cnet.com/news/service/35042782/