テレビが地デジ化されてから随分チャンネル数が増えました。今まで受信できなかった地上波も入るようになり、BSに至っては更に二度チャンネル数が増え、どんな番組があるのか探すのも一手間です。幸いテレビに番組表表示機能が付いているので、わざわざ新聞を引っ張り出さなくとも調べることはできるのですが、私の視力では文字が小さすぎてその都度テレビに近づかないと読めません。拡大表示機能があるのかと調べてみましたが、我が家のテレビにはその機能はなさそうです。
そこで登場したのが、日頃はめったに使わないオペラグラスです。テレビを双眼鏡で見るというのもなんとも奇異な情景ですが、我が家の(いや私だけの)常態です。
地デジ化でのテレビ特需が過ぎ、今や値崩れの激しいテレビですが、ソフトをちょっといじれば済みそうですから、これからは「高齢者向け」というのをお作りになってはいかがでしょう。文字を大きくするのはもちろんのこと、レコーダーに備わっているようなジャンル別番組選定、うたた寝検知電源OFF機能、あり場所を教えるリモコン、手元無線スピーカー。高齢者でなくとも、契約をしていないBS番組表の表示は余計です。これとこれとこれと、番組表に表示するチャンネルを選定できる機能はすぐにも欲しいです。
違法ダウンロード
私はproxyを通してアメリカのサーバーからでないとアクセスできないサイトに繋いだりすることはあっても、まだ違法ダウンロードの経験はありません。違法ダウンロードの取り締まりは厄介なようですが、フランスで通称スリーストライク法なる対策が功を奏していることを知りました。
判明次第すぐに取り締まるのではなく、一度目二度目は内容証明の警告で、それでも止めず三度目になると罰金とネット接続禁止処置がとられるとか。「ネットの自由」を主張する人たちを荒立てることなく、徐々に広く違法性の認識を高めることで二度目三度目の件数を激減させる効果をあげているようです。
こんな方法で違法ダウンロードが減るとは考え付きませんでしたが、見つからないつもりでやっているのに実は「監視されているんだ」との自覚が件数を激減させているのでしょうか。罰金よりもネット接続禁止のほうが、それらの人たちにとっては痛手かもしれません。
日本ではどうなっているのでしょうか。恥ずかしながらどんな法律があるのかも知りません。あるのでしょうがデータの公表などあまりニュースとして伝わってきません。音楽配信会社などはかなりの被害を受けているでしょうが、国として重要対策と考えていないのかもしれません。この点では国として対策をしているフランスに日本は負けています。
どっちもどっち
私も含め今奈良県人が嫌悪感を持っているのは京都に対してです。例のリニア新幹線問題。元々なるべく直線ルートでということで奈良を通ることで進んでいた計画に、ここにきて「お金も出します。経済効果も数十億円増えます。」とぶち上げたからです。
奈良県だけが関西広域連合に加盟していないために発言もしやすかったのでしょうが、私は「観光収入が減るとの懸念からでしょうが、そんな心配は要りません。奈良に来る人は必ず京都に行かれます。奈良だけに来られる人はもう十分京都を堪能された方です。どっしり構えておかれてはいかがでしょう。」と申し上げたい。
かたや奈良県の幹部も、そのことを大きく取り上げ報道した産経新聞に対し、不買運動を起こす度量のなさ。しかもその当の総務部長を副知事に充てるとしてまたまた物議をかもすなど、目線が低過ぎます。
まあ私の目の黒いうちにはとても完成しない計画で、この先の結果をこの目で見れないですが、どっちもどっちといったところでしょうかね。
ブリタニカ
確か3月でしたか、ブリタニカが「Encyclopaedia Britannica」の印刷版を廃止すると発表し、百科事典の大様もついにデジタル化の波に飲まれてしまいました。
20年前、私共が今の事務所に移った際、ブリタニカの日本法人の方が営業にみえられ百科事典の購入を勧められました。そのセールストークの中に「書棚の中に並んでいると会社の箔が違いますよ」というのがあり、その当時からすでに重厚な百科事典を参考にする機会が乏しくなってきていたのが伺えます。ほとんど利用機会のない私共の職種では、?十万円の予算は立たず丁重にお断りをさせていただきました。ただあの立派で分厚い本を開いて、「ふむふむ」と自己啓蒙する姿には憧れが残ります。
今後はデジタルパッケージとしてオンラインで存続するようで、ブロガーなど情報発信をしている方には登録をすれば無料でアクセスできるとのこと。私もブロガーと呼べるかどうかその端くれですので登録してみようかと思いましたが、私の英語力では相手にしてくれないだろうと自重しました。やってみようとの方はRegistration(※1)してみてください。
(※1) http://signup.eb.com/Pages/Register.aspx
臓器移植
先日のasahi.comの記事臓器移植、若者が優先?(※1)には、ちょっと考えさせられます。臓器移植を受けた人が、71歳であり超有名人であるが故に、裏をかんぐって現れた物議かもしれませんが、年齢というファクターははずせません。
されど臓器移植では時間制約と適応は絶対条件ですから、それを適正に判断する専門家たちの意思決定に異論を差し挟むのは難しい状況です。なにも裏があるのではと思っているわけではありません。日本では、(社)日本臓器移植ネットワークの方々や医師の方々は倫理観に基づいた対処をしていただいていると信じていますが、危険をはらんでいることは否めません。
一方、若者優先となれば、昔の姥捨て山を連想してしまい、高齢者を切り捨ててよいものかとの疑問も湧いてきます。 これらのもやもや感を払拭するのは、やはり臓器提供者の意思ではないでしょうか。今は個人個人に配られる保険証に臓器提供の意思表示を記すようになっていますが、提供の可否、提供をしたくない臓器以外に、提供者の希望ファクターを入れてはどうかと思います。
(※1) http://www.asahi.com/international/update/0328/TKY201203280271.html?ref=rss
Close All
最近使い始めて「便利だ」と思うフリーソフトの紹介です。その名はClose All(※1)です。
複数のソフトを起動し、複数のウィンドウを開いてそのウィンドウからウィンドウに飛び作業ができるのが今のパソコンの特徴で利点です。ただ作業を終わったとき、一つ一つウィンドウを閉じてまわるのが煩わしいです。このソフトはその作業を一発で実行してくれ、スカッとします。
レジストリを一切さわっていないのもよい点です。デスクトップにショートカットを置き、「Win+d」でデスクトップを表示してそれをクリックするのもよいですが、私はそれも煩わしいので、AutoHotkey(※2)に設定を記入し、キー操作だけで全てのウィンドウを終了しています。
便利なものは、皆で共有できるのがいいですね。
(※1) http://www.gigafree.net/system/shutdown/closeallwindows.html
(※1) http://www.autohotkey.com/
あってもいいかも
昨日は4月1日、今年もエイプリルフールネタが豊富だったようで、ネット上にはそれらの紹介記事がたくさん出ていました。本文記事はほとんど見ていませんが、たまたま見たのがこれ、Gmail Tap(※1)です。
携帯端末は、文字入力がネックの一つです。キーボードを入れると画面が小さくなったり、サイズが大きく重くなったりします。そこでアルファベット26文字は多すぎると、わずか二文字、「.」「-」のキーで登場したのがこの携帯端末用ソフトです。
「トン」「ツー」、そうモールス符号による入力です。あったとしても不思議じゃないですよね。確かに1文字の入力に何度も何度もタップするのは大変ですが、今もモールス信号を使っておられる方にはごく慣れた作業でしょうし、練習用としても良さそうです。使っている人を見ると「かっこいい」と映るかもしれません。腱鞘炎もちの私には、ちょっと不向きかもしれませんが・・。
(※1) https://mail.google.com/mail/help/promos/tap/index.html
報道に期待します
AIJ投資顧問、不利な点は偽りで隠し、自らは正当と称して対価を得る。人はここまで「誠」を失ってしまうものでしょうか。
参考人質疑で「だますつもりはなかった」「取り戻せる自信があった」と述べていますが、運用報告書にウソを書くこと自体がだますことで、金融のプロであるならば「いくらの累積損失が出れば、今の経済状況で取り戻すのは無理だ」との判断は容易だったでしょう。残金もどこまで出てくるか分ったものではありません。
素人目に見れば明らかに詐欺なのですが、立件は難しい犯罪のようで、たとえ立憲されたとしても10年以下の懲役。なにかしらを罰金として取り戻すにも別に民事訴訟が必要とのことですから、永きに渡って被害関係者は救われません。
「人二人を殺せば死刑」が世情の今、何社が倒産に追い込まれ、そこで働く何人の人が生き地獄を味わうことになるのでしょう。自殺者が出ないことを祈ります。
この問題は浅川社長個人だけでなく、天下りも絡んでいて根が深いようですが、このところ急激に報道が減ってしまっているのが気になります。今朝の「天声人語」でも取り上げていますが、他人事との読後感は否めません。政治がシロアリに対し穏便であるならば、報道こそが根源を調べ世論を動かすべきだと思います。
vimperator その後
vimperator、このアドオンがあるからこそfirefoxをお使いの方もおられることでしょう。私もその一人です。先日遅まきながら、このvimperatorでのマクロを知ったことをお伝えしました。そのマクロを使ってみました。
ブラウザでのことですから、そんなにマクロを使う項目を思いつきませんが、「サイトでID・パスワードを入れてログインおよびログアウトする」、「ウエブメールでメールを一括削除してサイトを閉じる」をやってみました。
そこで気づいたこと。
「f」キーなどvimperator固有のキーはマクロに記録されません。でも救いはあります。firefoxを入れたフォルダー下の~/vimperator/info/defaultフォルダーにあるmacrosファイルを直接編集します。なにか一つマクロを記録してみればその記述が分りますので、それを真似れば受け付けないキー操作も記録できます。
ブラウザを動かすPCの動作速度と同期が取れているわけでないので、ID、パスワードを入れても時々ミスをしてしまいます。delay、wait系の記述方法があれば待ち時間の設定ができるのですが、元々ないのか、私の探し方が悪いのか、見つかりません。待ち時間を入れるため途中に関係のないキー操作を入れたりしてみるのですが、大勢に変わりはありません。ただ一度受け付けてくれると、以後何度繰り返してもミスなく受け付けてくれます。ブラウザの動きが早くなったということでしょうか。不思議です。
ボキャブラリ
英単語を覚えたいと思っていらっしゃるでしょうか? もしブラウザにgoogle chromeをお使いでしたら、こんな拡張機能があります。PowerVocab(※1)です。
昔から英語は苦手でした。試験では会話的な表現はあまり出てきませんので、単語さえ覚えていれば前後関係で文章の意味はつかめるのですが、その単語が覚えられません。しかも試験問題といえば、「どうだ解らないだろう」とばかり、一般的でない単語が現れます。
昔こんなのがあったら、聞きなれない単語も遊び心で覚えられたかも、と思ったりします。
(※1) https://chrome.google.com/webstore/detail/ipidmidbpfeclehkmnmfaicgpoipbakk?utm_source=chrome-ntp-icon