昨日の全日空機の胴体着陸は理想的なものでした。
乗客の思ったほど衝撃はなかったというコメントがそれを物語っています。機長GJ。
それはさておき、なぜトラブルの多いボンバルディア機を使い続けているのかというところに昨今の問題があるわけで。
機体価格の安さ、プロペラ機の割りに速度が出せる、適当なサイズ。
国内便として使用する上で、便利であることは間違いないのです。
価格競争によって航空運賃は安価に抑えざるを得ず、
コストのしわ寄せはどこをどう取り繕ったところで安全性に向かうのです。
自動車の交通事故よりも低い確率なのかもしれませんが。
ソウル旅行記 その4
次のバスの停車場所は山の上の展望台(同じくGoogle Earthで 37 54 32.14N 126 42 19.35E )。二人の兵士が我々を迎えてくれます。内一人は実に流暢な日本語です。他の兵士たちも含め腕にはMPの腕章を付けています。兵士の案内で建物の中でまずビデオ。英語、中国語、韓国語、日本語とナレーションごとに見るので、広い階段状の観覧席は我々5人だけ、内容はDMZ(非武装地帯)の向こう側、目の当たりにはできない北側の様子です。国旗のはためく二つの鉄塔、見られることを意識して創られた町、監視塔など。
展望場所にはコイン式(500ウォン)の双眼鏡、あいにく曇り空ですが二つの鉄塔と町がかすかに見えます。テレビでお馴染みの南北の兵士が対峙する場所( 37 57 20.61N 126 40 37.22E )は残念ながら観光客は行くことができません。兵士は「あの方向」と指し示してくれるのですが、確認はできません。カメラ撮影ができるのは黄色の枠線の内、ここからでは向こうの様子はカメラに捉えることはできません。。
ソウル旅行記 その3
少し引き返して入場許可手続きが必要とのこと。そこは遊園地になっていて、軍事面での緊張感とは裏腹にかなり観光地化している面が伺えます(Google Earthをお使いの方は検索窓に「 37 53 26.85N 126 44 29.97E 」と入れ検索してみてください。左の川がイムジン川、渡ったのは遊園地の北の橋です。ちなみに「ソウル旅行記 その1」のPARK HYATT ホテルは「 37 30 31.34N 127 03 51.73E 」)。入場券売場でパスポートを提示、定期運行の乗り合いバスでの案内です。料金は5名で41000ウォンとちょっと変な価格。我々と同乗の客は、アメリカ人、中国人、韓国人など総勢30名足らず、日本人は我々だけでした。
バスが先ず向かったのはトンネル( 37 54 59.32N 126 41 56.28E )。表向きは南北統一に向け話し合いをしている間も北朝鮮から堀り進められたトンネル、現在4つが発見されていて、その最大なのが第三トンネル。短いビデオを見た後いよいよトンネルへと進みます。あいにく撮影は禁止。カメラをロッカーに預けヘルメットをかぶり急なスロープを降りていきます。300m程の道のりで地下70mに降りるのですからかなりの傾斜です。
寒いだろうと着込んできたのが裏目、ソウルも今年は暖冬、コートを脱ぎセーターを脱ぎしてトンネルの端に到着です。幅1.5m~2m、高さ1.7m~2m、固そうな地層をくり貫いた見事なトンネルです。韓国側から境界線までトンネルの中を歩くのですが、所どころにドリルで空けられた穴の後が見られます。約400m、境界線の所で鉄条網が置かれ、鉄製の扉で閉鎖されていますが、そのすき間から向こうの灯りが見えます。
帰路は試練です。若い人でないととてもじゃなく、私の年齢が上限ではないでしょうか。見えているのに遠い遠い出口にたどり着いたときには、ハンカチはびっしょり、横に有料のトロッコがあると聞いたのは後の祭りでした。
ソウル旅行記 その2
何度も来ているのに今まで観光をしたことがありません。今回は希望者5名で板門店へと向かいます。5名にはちょっと狭い車、ちょっと聞き取りにくい日本語を話すガイドドライバー、昨日、2・3社に電話をして受け答え、価格の面で良さそうな人を選んでくれました。価格は1日15万ウォン、今レートがウォン高ですから、2万円ほどでしょうか。
漢江沿いをひたすら北上します。新しく作られた道で「自由路」と呼ばれ、南北宥和政策の一つの現れでしょう。土曜日、休日とあって空いている4車線道路、車の速度はどんどん上がりますが、昨日来の雨上がりで次第にガスが濃くなり50m先が見えなくなってきます。この分では北朝鮮をこの目にするのは難しい状況です。道の両側には韓国国旗がはためいていて、理由を聞くと3月1日が独立記念日、日本への反感が今より一層強かった頃には、この一週間は日本の旅行社はツアー企画を避けたそうです。
歌にもあるイムジン川沿いになった頃に道路は2車線に減り、その川を渡ると板門店はすぐそこ。まっすぐ伸びる道にはバリケードがされ、その横の脇道に自動小銃を背負った兵士4・5人が検問するゲートがあります。ガイドの予想通り、事前に通行許可をもらっていないとこの車では先に進めません。ガイドが兵士に案内を請うている間、軍関係の車でしょうか、兵士達が敬礼をしてその車を通しています。
ソウル旅行記 その1
組合メンバーの旅行で久しぶりに韓国ソウルに行ってきました。宿泊は韓国IT産業の中心地・三成洞(サムソンドン)に立地するパークハイエット(PARK HYATT)、まるでホテルとは思えない外観とその入り口、知らないと通り過ぎてしまいそうな24階建てのビルです。フロントがその24階というのも今までのホテルにないシステム。部屋の窓は天井から床まですべてガラス張り、電動のシェードを上げると、眼下には車が行きかう道路、夜はシェードの外側に設けられた電動フード(BLACKOUT)で外光を遮蔽します。
最上階がフロントならば、勝手に他人が部屋に来てしまうのではと気がかりですが、一階からのエレベーターはルームキーのカードをかざさないと停止階が指定できないシステムになっています。部屋の創りも前面ガラスが効いているのか、今まで経験したホテルとは違った雰囲気、極端に言えばオフィスフロアにベッドが置かれた感じ、お風呂も開放的でシェードを上げるとはるか下を走る車を眺めながらの入浴で、都会の中の露天風呂の雰囲気です。

統一地方選
今年は参議員選の年ですが、統一地方選の年でもあります。4月の選挙に向けて早くも事務所開きがあったり、議員さんが挨拶に見えたりと、この時期特有のバタバタです。
知事選はともかく、市町村議員選挙は利害関係が身近で、住民の関心が最も集まるところ、財政難に押された定数削減の中で、ますますどろどろ感が深まる気がします。
奈良県では2・3の市を除くほとんどの市で、議員定数を削減します。我が桜井市は20人の定数が2割減の16人に。思い切った削減と思われるかもしれませんが、ここまで財政が逼迫した状態では遅きに帰した感を持つ人が多いのも事実です。有力だった2減案が覆され4減になったいきさつも「市民の理解が得られないから」というのではいかにもお粗末です。
皆さんの市ではいかがでしょうか。これからは少数精鋭主義、こんな田舎ですら住民が入れ替わり利害関係を持たない人の目が光り始めています。いかに市を活性化するか力量が試される本来の姿になろうとしています。あの夕張市を国や道が見放したことが薬効になってくるかもしれません。
心の小箱
我が桜井市のお隣は天理市、天理教発祥の地で本部があるところと聞けば、お分かりになるかもしれません。日本各地に分教会や布教所があり布教活動をされていますが、地元に近いこともありこの小さな集落には三つの施設があります。その内のひとつからよくポストに「心の小箱」というチラシが入ります。
そこで今朝入っていたのを紹介させていただきます。(転載をお許しください)
遺伝子研究の第一人者
村上和雄博士(筑波大学名誉教授)の講演を聴きました。
私たちの身体が当たり前のように動くのは
約六十兆の細胞のひとつひとつが
狂いなく機能し連携しているからだ と
わずか数人で争いが発生する家族や社会
そんな人間社会から見れば
六十兆の細胞が
互いに争わずたすけ合う
これは奇跡のようなものだ と
当たり前のように動く私たちの身体
その不思議さが分かれば
みずみずしい感謝の心が湧いてきます
「神様 ありがとうございます」
無神論者の私が入信に動かされることはないのですが、今失われている道徳感を呼び覚ましてくれます。
なつやすみのしゅくだい
青色申告の期限があと2週間に迫ってきました。
ぼちぼちと作業を進めてはいますが、まだかなりの時間がかかりそうです。
作業開始は余裕をもって始めるのですが、余裕のあるときはなかなかペースがあがりません。終盤になってあせってくるのは、遠き日の夏休みの宿題のごとくというところでしょうか。
三つ子の魂百まで。
青色申告のCMを見るたびに急かされているこの頃です。
ホームページ作成
ハードとソフトで構成されるパソコン、そのソフトウェアは販売することで開発経費の回収と利益を得ているわけで、その巨大企業がマイクロソフトなわけですが、その牙城を崩すかのごとくソフトウェアの形態も変わりつつあります。OSのLinuxはその先行とも言うべきものですし、Office系にもOpenOfficeがあり、これは私も重宝させていただいています。
特異な企業とも言うべきGoogleも情報を集めるという意図は見え隠れしているのですが、無料でOfficeに対向して Google Docs & Spreadshe を公開しています。ブラウザーで動かす点が特徴で、ネット上で連絡を取り合いながら同じデータを共有できるのがメリットです。同じようにブラウザーを使ってホームページを作ってしまうのが Google Page Creator (※1)。発表されてちょうど一年、当初はアクセスが多く待たされたようですが、今は難なくつながり簡単にホームページが作成できます。
ホームページの段落構成は4種類から、外観は41種類から選べ、まるでブログ作りのような手軽さで複数ページの自分のホームページを作成し公開できます。ただGoogleが提供するメールサービス、Gmail(※2)のアカウントが必要ですが、これも無料ですし取っておいて損は無いと思います。
スタイルシートやJavascriptを使うべくもない個人ネタのホームページをこれで作ってみようかと思っています。宣伝するわけではありませんが、今までホームページ作りは敷居が高いと二の足を踏んでおられた方にはお奨めのサービスです。
(※1) http://pages.google.com/-/about.html
(※2) http://mail.google.com/mail/help/intl/ja/about.html
ネットショップのお願い
店舗展開の経費のかからない分、価格の点ではネットショップに勝てないと、大手家電量販店の担当者が述べているように、益々ネットでの購入形態は増えてくることでしょう。
一方、大なり小なり不安に思っている消費者も9割以上、この数字に小さいながらショップを展開する身としては十分心引き締めねばなりません。
不安の多くは「入力したクレジットカード情報の不正使用」、「個人情報の漏洩」で、安心して購入できるウェブショップのポイントは「代引きがある」が多く、第三者による安全性・信頼性の証明があれば「安心でき、利用頻度が上がると思う」(私個人としては、テレビでコロッとだまされるように、第三者に頼るのはどうかと思うのですが)としています。
「入金したが商品が届かない」の犯罪行為は別にして、トラブルの多くは「メールでの連絡が無い、遅い、失礼」と対応の悪さがトップ(先日家内が注文した大手通販会社は連絡が一切無く、こちらから連絡してやっと注文が届いている事が確認できたくらい)。次いで「思っていた商品と違う」 「希望日に届かない」 「破損していた」。
一度買ってもらえばそれで良い、と言うならばいざ知らず、永くご愛顧願うには初期の対応がいかに大事かが分かります。ブログでお願いするのもなんですが、当店の至らぬ点、ご不満等ございました際はどんどんお申し付けください。
