しょっぴんぐもーる

 ネット上のショッピングモール事業というのはよほど儲かるのでしょうか。
聞いたことも無いような事業者を含めると相当の数があるようです。
とはいえ、ショッピングモールにとっては集客力が最大の武器ですから
ネームバリュー的にもヤフー、楽天といった巨大企業の方が圧倒的に有利です。
そんな中、あのamazonが日本でもショッピングモール事業を開始しました。
参加店舗は招待制ということですが、今後優良店の争奪戦が加熱していくことでしょう。
 ポイントサービスなどで直接消費者にメリットがあるかどうかはわかりませんが。

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停電

 戦に敗れた諏訪頼重が武田屋敷に連れてこられ武田晴信と対峙している時、突然プツン。電源が落ちました。
 手探りで懐中電灯を捜し、ブレーカを視てみますが異常なし、外をうかがうと周りも真っ暗、これは停電です。ローソクを探し出してきて大きいのを4、5本点けて、と、ここまではやりますが後はな~んにもやることがありません。しばらくすると電力会社の緊急車でしょう、あっちこっち走り回っている様子がサイレンの音で伺えます。近所のおばさん連中も外に出て様子を見ているのでしょう、話し声が聞こえてきます。その内緊急車がすぐ近くにもやって来て電柱に登り作業員がなにやらやっています。
 いやはや電気が無いとな~んにもできないのです。1時間ちょっとで回復したのですが、その間隣で誰かがつぶやきます。「昔はみんなこうやったんやね。行灯で本を読んでたんや。停電もちょっと楽しいね。」

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先物取引

 最近は、外部からの勧誘の電話は内容を聞く前に一切お断りしていますので頻度は分かりませんが、以前は投資と称して先物取引の勧誘が良く舞い込みました。大豆や小豆、トウモロコシといったたぐいですが、素人が判断できるものでもなし、価格が下がったとかで証拠金の積み増しを何度も請求する詐欺商法に使われることから危険というイメージですが、対象商品の生産者や販売者にとってはリスクヘッジに効果のある手段と聞きます。
 なぜ先物取引が浮かんだかといいますと、ニューヨークの先物取引場NYMEXで今度ウランが上場されたとニュースで知り、ウランまでもが先物取引の対象かと驚いたからです。他の商品とは違い取引が極めて限定されているにもかかわらず、今後原発燃料の需要拡大が予想されるからだそうです。これもまた急拡大する中国経済の影響でしょうか。
 先物取引といえば多くが使用を目的とせず投資目的で利用されますので、販売単位は分かりませんが「ウランを100kg買ってきたよ」なんてなことを言って黄色い粉で人を煙に巻くことができます。

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国民投票法

 「日本国憲法の改正手続きに関する法律案」(通称国民投票法案)が4月13日衆議院を通過し、参議院に送られた。「国民の承認を経なければならない」と憲法に記されながら、具体的手続きの規定が無いため、その規定を定めようというのは頷ける。法律ができれば憲法改悪につながると、法律をつくることそのものに反対する政党の意見には、国家の基盤は曖昧にすべきでない意味で賛成しかねる。
 1.有効投票数の過半数
 2.最低投票率を規定していない
 の二点をマスコミでは取り上げ、問題視している。○か×か、あるいは一方を二重線で消す単純さに、無効票が出るのも馬鹿げてるが、そのような投票をするのは確固たる反対の意志がないか、判断能力が無いとして無視するのももっともだ。2項については、評論家でも賛否が分かれる。賛成論者の論理は「投票権があるのにその権利を行使しない輩まで含める必要はない。」である。確かにもっともだ。しかしその論者は逆の論理を考えないのか。国の根幹の憲法に関する賛否を問う投票だからこそ確固たる賛成意見を持つ者は投票すべきで、投票権があって賛成意見を持つものが多ければ投票率が上がって当然だ。こと憲法に関しては反対が少なければ議案が通るのではなく、賛成が多いからこそ議案が通るにすべきで、最低投票率の規定は必要だ。

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統一地方選 後半

 統一地方選の後半が始まりました。今回はこの地の市議会議員選挙ですので最も身近、4減になった16人の定員に19名の出馬、告示されたばかりの昨日、早速選挙カーが名前を連呼し始め、指示を訴える電話がかかってきます。一票を入れる人は決まっているのですが、どの候補者にも「はい、分かりました、頑張ってください。」
 残念なのは、どんどん活力がなくなっていくこの市をあいも変わらぬ面々で立ち直らせることができるのかと、投票する私の方に既に無気力感があり、むしろ他の選挙の方に興味のあることです。
 注目はやはり夕張市の市長選でしょうか。7名、内4名が他市からの立候補、手当なしの月給26万円の職にそれぞれに期する思いがあるのでしょうか。テレビのニュースに、雪がちらつく中、各候補の第一声の模様が映し出されています。選挙民に自分の意志を伝えるのは何といっても湧き出る息吹とそれを支える弁論の巧みさです。それぞれの人となりは短い映像では伝わってきませんが、ニュースで見る限り夕張市の再生には前途多難の感を拭えません。

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FONに登録、参加しましょう

 さあ、皆さんもFON(※1)に登録・参加しましょう!
 多くのブログで取り上げているFONですが、日本上陸当初の抽選・無料でFON無線ルーター(La Fonera)を手に入れる機会を逃した方、この度アクセスポイントの設置が国内1万カ所を超えたことを記念し、1日限定でルーターを無償で配布してくれます。只といっても送料600円と代引き手数料300円はかかりますので、実質900円。通常でもその費用はかかりますから、それでも通常の1/3。登録するなら今です。その限定日が明日4月14日。さあ皆さん、FONのルーターを手に入れましょう。
 
 どんどん登録していただき、アクセスポイントが増えると、私の思惑が実現します。パソコンを持ち歩くような仕事でない私には、携帯のSkypeの方が楽しみなのです。携帯電話を持たされている私ですが、ほとんどが自店とのやり取りですから、Skypeでやり取りできれば全て無料、しかも外国からでも無料、「無料」というのは実によい響きです。
 さあ皆さん今がチャンス! FONルーターを手に入れましょう。

(※1) http://www.fon.com/jp

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メモ

 ウォーターゲート事件を覚えておられるでしょうか。ニクソン大統領政権の時、野党の民主党本部があるウォーターゲートビルに、不審者が盗聴器を仕掛けようと進入したことから発覚し、ワシントン・ポストのウッドワード記者らのスクープによって、ついには政権が関与を認め大統領が辞任をした事件です。
 NIKKEI NEWS で、この時の取材メモの一部がネットで公開されていると知りました。情報を提供した「ディープスロート」なる匿名人物が私であると、当時FBI副長官だったフェルト氏が名乗り出たため、公開が可能になったとのことです。
 野次馬根性の私は即捜してみました。見つかりました。ONLINE EXHIBITION(※1)です。本に脚色されたより生々しい感じがします。興味のある方は見てみてください。
 驚きは資料の買い取り価格。皆さんはメモなど簡単に捨てたりしていませんか? これはというメモは大事に録っておいた方がいいですよ。どんなことで500万ドルに化けるかもしれません。

(※1) http://www.hrc.utexas.edu/exhibitions/online/woodstein/

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第一次統一地方選

 昨夜8時から今朝、ニュースは統一地方選一色。我が奈良県も知事選と県議会選のダブル選挙でした。任期満了を待たず行われた知事選は候補者が出た段階で決した感で、投票率が10ポイントも下がったことも頷けます。県議会選で15選挙区の内無投票区が3区に減ったのが好材料です(こんなことで喜ばないといけないのも寂しいですが)。
 知事に当選された方々の経歴を見ると、多くはお役所出、国会議員経験者、さぞかし良い生活をなさっていることでしょう。天声人語が東京都知事三選の石原氏に対し、「上流とされる人に庶民感覚を求めるのは難しいかもしれないが、いま多くの大衆が欲しているのは、頼れるが謙虚な『新太郎』」と呼びかけています。これは全ての当選者にもいえることでしょう。
 地方への分権が進む中、滋賀県で新幹線新駅凍結を主張する嘉田派が議会で主導権を握る構図になったのは、庶民感覚が物言う大きな流れになってきているその現れでしょう。

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DNA

 今また新たな北朝鮮への拉致被害者がニュースで大きく取り上げられている。今から34年前の話。手がかりもなく安否を永く案じられてきた家族の思いは如何ばかりか。それにしてもなぜ今頃になって? なんと手ぬるいことか。
 埼玉県の青年の死、金銭をむしり取られ暴行を受けていることが推察される旨捜査を依頼するも動かない警察、そして無惨な死、それに対する東京高裁の判決、30%の過失、未だにその手ぬるさは続いているようだ。
 自衛官によるいくつかの情報漏洩、最新ニュースはイージス鑑の情報の持ち帰り、先の拉致被害者の父親は北朝鮮の工作員と見られ、そしてこの中国人妻、まるでスパイ映画を観ているよう。
 日本はスパイ天国。日本人のDNAには寛容性が植え込まれているのかもしれない。子供の頃「騙すより騙される方が良い」と教えられてきた世代の私、次の世代に同じように教えて良いのか、複雑な心境に不安が混じる。

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共通の中の異質

 本ブログで何度も引用をさせていただいていますが、JMM(※1)への冷泉彰彦氏の投稿にはいつも新たな発見を覚えます。
 最新の中で、パイレーツの桑田真澄投手の負傷について触れている事柄もその一つです。引退をしてもおかしくない年齢で、大リーグにチャレンジする彼が思わぬ負傷をおったのは誠に残念なことです。「審判三人制」に対する配慮が足りなかったとされているようですが、センター前に落ちたボールに対する桑田投手のバックアッププレーは「隠れたファインプレー」であって「不注意」でも何でもなく、よけるべきなのは審判の方、そもそも、アメリカ野球では「バックアップ」が日本野球のように守備の基礎動作の中にシステム的に組み込まれてはおらず軽視されている。と氏は述べています。
 野球はアメリカから学んだもの、その野球という共通のスポーツの中でも人種間で考え方の隔たりがあることにはちょっと考えさせられます。
 折しも日本のプロ野球界は裏金問題で揺れています。まさかこれはアメリカから学んだものとは言えますまい。暗黙の事柄だとも聞こえてきますから、またぞろぞろと尾を引くことでしょう。桑田真澄投手の基本に忠実なプレイに思いを馳せている中で、なんとも次元の低いことです。

(※1) http://ryumurakami.jmm.co.jp/

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