停電

 戦に敗れた諏訪頼重が武田屋敷に連れてこられ武田晴信と対峙している時、突然プツン。電源が落ちました。
 手探りで懐中電灯を捜し、ブレーカを視てみますが異常なし、外をうかがうと周りも真っ暗、これは停電です。ローソクを探し出してきて大きいのを4、5本点けて、と、ここまではやりますが後はな~んにもやることがありません。しばらくすると電力会社の緊急車でしょう、あっちこっち走り回っている様子がサイレンの音で伺えます。近所のおばさん連中も外に出て様子を見ているのでしょう、話し声が聞こえてきます。その内緊急車がすぐ近くにもやって来て電柱に登り作業員がなにやらやっています。
 いやはや電気が無いとな~んにもできないのです。1時間ちょっとで回復したのですが、その間隣で誰かがつぶやきます。「昔はみんなこうやったんやね。行灯で本を読んでたんや。停電もちょっと楽しいね。」

se.gif

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です