統一地方選 後半

 統一地方選の後半が始まりました。今回はこの地の市議会議員選挙ですので最も身近、4減になった16人の定員に19名の出馬、告示されたばかりの昨日、早速選挙カーが名前を連呼し始め、指示を訴える電話がかかってきます。一票を入れる人は決まっているのですが、どの候補者にも「はい、分かりました、頑張ってください。」
 残念なのは、どんどん活力がなくなっていくこの市をあいも変わらぬ面々で立ち直らせることができるのかと、投票する私の方に既に無気力感があり、むしろ他の選挙の方に興味のあることです。
 注目はやはり夕張市の市長選でしょうか。7名、内4名が他市からの立候補、手当なしの月給26万円の職にそれぞれに期する思いがあるのでしょうか。テレビのニュースに、雪がちらつく中、各候補の第一声の模様が映し出されています。選挙民に自分の意志を伝えるのは何といっても湧き出る息吹とそれを支える弁論の巧みさです。それぞれの人となりは短い映像では伝わってきませんが、ニュースで見る限り夕張市の再生には前途多難の感を拭えません。

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