よく見るテレビ番組に「たかじんの『そこまで言って委員会』」があります。テレビではお馴染みのコメンテイター達を中心に本音が飛び出す番組。主催側の意図に沿ったトーク番組が多い中で、歯に衣着せぬ発言、ビデオ編集で音消しされる部分の多いこと、橋下大阪府知事が敗訴し上告中の裁判沙汰もこの番組での発言が元、そんなところが高視聴率の所以でしょう。
東大のロバート・ゲラー教授を知ったのも、この番組へのゲストとしての登場でです。地震学者でありながら、「地震予知はできてるのでしょうか?」の質問に、「できてません」 「将来地震予知はできるのですか?」の質問に、「できません」と、私はもちろんのこと、コメンテイター達をも口をあんぐりさせた御仁です。その教授がブリッジの全国大会で優勝したと知って、またまた驚かされました。
コントラクトブリッジはトランプゲームの王様、会社勤めの頃に教わり、その後はずっと遠ざかっていたのですが、このブログの土曜日、「ぶりっじばんざい」に寄稿していただいている先生に教わったりして、このところずっと虜になっています。が、いかんせん、この田舎では集まりがなく、かといって大阪まで休日に出るのは億劫で、もっぱらネットのYahoo games です。
永い歴史で培われてきた「このようにすればパートナーとの連携がいいですよ」というシステムを、幾つか覚えなくてはなりませんが、ゲームルールやプレイそのものは至って単純です。ですが、相手に勝るためには、例えば今相手にスペードは何枚あって、一番強いのは何、とかを常に頭の中で巡らせる必要があり、その意味では私の年齢の痴呆防止にはもってこいと言えるでしょう。
日本にも5万人の愛好者がいるとありますが、まだまだその面白さを知らない人の方が多いということ。ゲラー教授のように新聞や雑誌で取り上げられる機会が増えて、ゲーム人口がもっと増えればと切望します。
咲かない桜
またまた朝日新聞の記事です。日本の花とも呼ぶべき桜が咲かなくなるとのこと。ソメイヨシノの夏にできた花芽が春に開花するためには、低温に一定期間さらされる必要があり、現在の気温上昇が続けば開花しない場所がでたり、開花しても満開にならなくなるとの研究結果です。
40年後の話とはいえ、時の経過は瞬く間です。温暖化といえば温室効果ガスのCO2がやり玉にあげられます。桜をはじめ植物は、人が排出するそのCO2をせっせと酸素にもどしてくれている功労者。桜は春には見事な花を咲かせ、人の気持ちを一気に高揚させてくれます。
そんな数々の努力も報われそうもないと知って、言葉を発せない桜は、花を咲かせないことで物言おうとしているのかもしれません。
人は目先の利益の虜です。温暖化への警鐘も、その中身は人類への直接危害への心配です。人は人だけで生きられるのでしょうか。「いやいやそんな柔くはないぞ」と、種は変われど環境の激変にも生き抜いてきた自然の営みだけが救いです。
てろりずむ
元厚生次官宅連続襲撃事件は日本中に衝撃を与えました。
年金のシステムに深くかかわってきた人物だけに、
怨恨説やテロ説など不安とともに流れています。
陰謀論的に何故いまなのか?とか気になることもありますが。
2ch見ればさも殺ってくれといわんばかりに
元厚生次官のリストが並べられていたりしますし。
個人的にはあれだけ厚生労働省を言いたい放題に批判していた
ワイドショーのもって回ったような言い方がなんとも。
ある種、君らの責任ですけどね。
「代引き」バトル
昨土曜日、朝日新聞、「『代引き』バトル」の記事に目が留まります。金融庁が法改正で代金引換取引への規制を強化しようとするのに対し、宅配業者やネットオークションなどのネット業者が反発しているとの記事です。
金融庁の言い分は、業者が倒産すれば代金が販売者に渡らず購入者が再請求される危険がある、本来「代引き」は現在の法で「為替取引業務」であり、銀行以外ではできず、放任していたのを本来の姿にもどすだけ。
一方反発側の言い分は、倒産に伴う被害実例がなく、金融庁の言う預託金の積み立てをすれば、業者の負担増は利用者へのつけとなり、結果利用者にとって不利益。
ネットで買い物をすることが増えた私は、利用者であり、また商売柄、この改正案に反対側業者の両方の立場です。気安く使っていた「代引き」が、本来銀行以外はできないとは意外でしたが、再請求される危険(どうして再請求されるのか法律に無知な私には解りませんが)と、通販の利用減につながる利用者への負担増とを天秤にかけると、後者の方を危惧します。今広がりをみせている通販のコンビニ受け取り決済にも影響がありそうです。
それにしても、いつも問題が起こってからやおら動き出すお役所が、今回は事前に危険を回避することを目的に掲げていますが、何か別に裏があるような気がしてなりません。勘ぐりすぎでしょうか。
蒲田の思い出
7月から蒲田に常駐して仕事をしてきましたが、それも今日で終わり。契約終了のため、自社に引き揚げる事になりました。なので、蒲田最終日記念。か~ま~た~の、お~も~い~で~(終わってしまったウルルン調)。ぱふぱふー。
蒲田に来て驚いたのが、地元に元気がある街だなぁということ。JRグループ、東急グループと立派な駅ビルが2つもあるのに、駅を出て目の前にあるアーケード商店街こそが街の中心。その集客力は、駅を出たほとんどの人が吸い込まれているんじゃないかと思うほどです。庶民の味方で値段が安く、蒲田にスーパーの姿は見えません。そのくらい、すごい。本屋さん、家具屋さん、八百屋さん、電気屋さん、呉服屋さんと昔ながらのお店がたくさんあって、歩いているだけで楽しい商店街です。
昼間も人が普通に大勢歩いているので、一度、私は会社から駅に向かい、自社の先輩が駅から来るので途中で会えますね、って言っていたのに、2人ともお互いを見つけられずに端まで行って、あれ?と笑って引き返してきた経験があります。
飲食店も豊富で、他のメンバーがいた時に一緒にお昼を食べに行きました。お気に入りの喫茶店では、食後にサイフォンで淹れたコーヒーを目の前で直接、氷をぎっしり詰めたグラスに注いでもらってできるアイスコーヒーをいただくのが、ささやかな楽しみでした。
そんな蒲田ライフも今日までです。仕事でなければ来ることはなかった街だと思うと、不思議な感慨を覚えます。またいつか、この街に降りる日が来るでしょうか。その時には、是非もう一度アイスコーヒーをいただきましょう。
果物の美味しい季節
行楽の秋は、食欲の秋でもあります。特に果物は柿が出てきて、そしてミカン、いずれも私の好物ですので、この時期は私にとってすこぶる良い季節です。
柿は親戚の農家から早々と届きます。できるときは一時ですから、複数箇所から届きます。奈良県の大宇陀は柿の産地ですので、知り合いには同じ垣内の娘さんが嫁いだその地の柿農家から贈ってもらいます。
親戚にみかん農家はありませんので、さすが届きませんが、「三輪素麺掛け歌」の歌詞に、「三輪はそうめん処(どこ)車谷や粉処(こどこ)三輪の穴師はみかん処」とあるように、三輪山に続く丘陵地は一面のみかん畑、その内の一軒から毎年箱単位でわけてもらいます。そうめんもそうですが、みかんもピンキリで、「前回のはちょっと落ちましたね」などと気軽にクレームを付けられるのも、いつもなじみで購入している良さです。その性でもないのでしょうが、おいしいと評判で、親戚からはもちろんのこと、手伝いに来ていただいているおばさん達からも、「一緒に買って」と、この時期はそうめんよりも、みかんの販売のほうが多いくらいです。もちろんマージンはいただきませんし、配達無料、時には差し上げたりしますので、赤字経営です。
どうがのちから
動画共有サイトにはいろんな動画がアップロードされています。
著作権違反なさまざまの動画ファイルがメインでしたが、
(要はTV放送された番組の録画やそれを元に編集した私家版)
いつしか、ゲームのプレイ動画をよく利用するようになりました。
上手いプレーは観戦するだけで驚嘆しますし、
攻略サイトの記述より動画で見たほうがより上達の参考になります。
下手なプレー動画をアップロードして上手い人に指導を頼むという使い方もあります。
著作権的にはかなりグレーゾーンですが、
こういう使用方法こそ動画サイトの有効利用な気がします。
#最近では政党の広報も載せるようになっちゃってますけどね。
カッコイイ!
主人と銀座でお買い物。万年筆が欲しいとな?主人お目当てのメーカーと型があるというので、店員さんに頼んでガラスケースからいろいろと出してもらい、書き心地を試させてもらいます。さらさら。
まず本体の握りやすさで数種類、続いてペン先、インクの色と、何度もお願いしお世話になります。手際よく出しては、もう用が無さそうなのを見繕ってペン先を洗い片付ける店員さんに向かって、やっぱりさっきのをもう一度試させて、あっちのも試させて、等、あれもー、これもー、おんぶー、だっこーの客に対して、実に爽やか、にこにこと対応してくださいます。それでいて、こちらの質問には欲しい情報以上で答えてくれるものだから、ムムム、オ主、デキマスナ。
最後、これ以上ない程に吟味を尽くした上で「じゃあこれをください。」とお願いすると、「それでは、こちらの万年筆に、こちらのインクをお付けして・・・」と話しながらガラスケースの上で流れる指の動き。主人ともども一瞬、目が点。何シテラッシャルノ、ソノ動キハ、モシカシテ???
「○○円になります。」
キター!指そろばん、キター!仕事で使う人、初めて見た!しかもちゃんと税込だし!
穏やかな声には、計算結果に間違いがある筈がない、という静かな自信が透けて見えます。この指そろばんで、2人とも完全にノックアウト。帰りの車の中で、2人ともすげー!すげー!初めて見た!格好いい!と大興奮。
自分に合うぴったりの万年筆を購入できたのは勿論だけど、いいモノを見せてもらいました。楽しいお買い物に、なりました。こんな事で喜んじゃうなんて、単純かな。
物作り
今の事務所に移ったとき、MARTINSTOLL(※1)の椅子を購入しました。革張りでもなく布の背もたれクッションで、見た目も普通なのに「なぜこんなに高いのか」との思いだったのですが、評判に押され、近くの家具屋さんで一週間ほどの取り寄せでした。
車輪のスムースな動きを支えるベアリングの良さや、軸に組み込まれたエアクッションなどの機構は今も健在ですが、さすが20年を経ると肘当ての部分の布が解れ無惨な状態です。
先日ふと思い立ち、作りを眺めてみると、簡単に取り外せて自分でも修理ができそうです。果たして、自宅から端切れの布を持ってきて半日(ほとんどが接着剤の乾燥時間)で、立派に復元です。
昨今の風潮は使い捨て、デザインの良さで物選びをし、食品でなくともインスタントが重宝されます。でもこのドイツ製の椅子は元々の設計思想が違うようです。眺めていて分かったのですが、手のつけられない機構部分は別にして、すり切れてしまいそうな座面や背もたれ部分など個別に分解でき、素人でもそれなりの修理ができるような配慮がなされています。
メーカーとしては、適当に壊れてくれた方が、買い換え需要が見込めるというものですが、本当の物作りは、できるだけ永く使っていただける物を作ることではないでしょうか。
(※1) http://www.martinstoll.com/start.html
かんきょういこう
パソコンを買い換えた時に一番面倒なのは以前の環境を移してくることです。
ソフトの入れなおしやデータの移動を含めて3日間。
今回の環境移行に費やした時間です。
幸い、USB外付けハードディスクがありましたので、
大量のデータのやり取りがスムーズに行えるのですが、
そのまま移せるデータはともかく、移動が面倒なものもありました。
例えばメーラーは付属のOfficeをそのまま使っていましたので、Outlookでやっていました。
でも今回はOfficeバンドル機ではないので、Officeのデータをコンバートしなくてはいけません。
コンバートの仕方から移動方法までグーグル先生のお世話になることになりました。
こうしてLibretto U100からLet’s note W7へと私のパソコンが変わったわけですが、
丸3年以上型が変わるとさすがに早さが違います。
サイズが大きくなってしまったのは残念ですが、
画面のサイズも含めて快適になったとまあ満足しています。