Sankei Webに「3連から2連、4連への移行」の記事を見ました。一見何のことかと思いきや、スーパーなどで販売されているヨーグルトやゼリー、プリンなどのことなのです。
「まとめて買うとお買い得」をセールスポイントにヨーグルトは、3個をシュリンクパックして販売するのが従来の手法だったのですが、このところメーカーは2個、または4個の偶数個パックに転換してきているのだそうです。主たる原因は家庭の人数構成。平成12年の国勢調査では全国平均2.7人/世帯だったものが、平成17年では2.58人/世帯。都会では更に少なく、東京都では2.14人/世帯なのだそうで、3個だと1個余ってしまうというのです。メーカーの対応も期を見て敏ですが、こんなところにも世情が現れているのが実に興味深いです。
まとめ買いとは別に少量のもの、個包装の商品も多く出まわっています。作る側から考えればコスト高(その分容量を減らしているのでしょうが)ですし、ゴミとなる付帯資材も増えているのですが、一度では食べきれない、開封すると残りの保存がやっかい、などの消費者の要望には抗しきれないのでしょう。
ゼリーやプリンも同様と思われるのですが、食べられ方の違いでしょうか、賞味期限の違いでしょうか、こちらの方は今後も3連を続けるのだそうです。なかなか杓子定規に右に倣えといかないのが世の中なのですね。
近鉄けいはんな線
また新たな赤字の材料がスタートした気がします。関西文化学術研究都市(学研都市)と幹線鉄道を結ぶ近鉄けいはんな線の開業です。
27年前、学研都市は 大阪・京都・奈良 三府県にまたがる15000haの広大な土地に、学術研究機関と住宅を建設する構想で始められました。ちょうどその区域に含まれる米穀店とお取り引きがあって、訪れるたびに変わっていく景色にその都度目を奪われたものです。国際電気通信基礎研究所、奈良県先端科学技術大学院大学、国立国会図書館関西西館や民間企業の研究施設などが矢継ぎ早に建設されていきました。ところがある時期から、景色があまり変わらなくなり、造成された広大な空き地がむなしく感じられるようになってきます。
庶民の足・鉄道はもちろん当初からの計画です。不動産会社の暗躍を避けてルートはひた隠しにされました。しかし当初の鳴り物入りに比べ、採算が危うくなると近鉄の単独から第三セクターになり、京都府の新田辺までの計画が住宅地に近い登美ヶ丘までの開業となりました。が、それでも近鉄の試算では採算ベースが7万人/日であるのに対し、5万人弱/日しか期待できないと聞きます。
多くの人に利用される施設は、採算性か、それともそれを度外視しても公共性かは意見が分かれるところで、将来を見据えた難しい決断です。第三セクターと聞くと聞こえは良いのですが、行き詰まったいずれもが自分の懐は痛まない公の取り組み方にあるように感じます。将来の延長を見越して造られた高架橋の末端が、いつまでも哀れな姿をさらしていることのないよう、県民として期待するところです。
ぶりっじばんざい
答え(3月18日分)
T 7 6 3 | ||||||||
A J | ||||||||
Q T 6 5 3 | ||||||||
K J | ||||||||
A J | N | Q 9 8 4 2 | ||||||
K Q T 6 5 3 2 |
|
9 4 | ||||||
8 | 7 | |||||||
9 6 4 | S | Q T 8 5 3 | ||||||
K 5 | ||||||||
8 7 | ||||||||
A K J 9 4 2 | ||||||||
A 7 2 |
オープニングリードをAで取り、切り札を狩った後、クラブK、Aを取って三枚目のクラブをラフします。次にハートをリードすれば、Wの手に入りますが、ハート、クラブは既にS、N共にありませんのでWからリードがきた場合にはNでラフをし、Sからスペードを捨てれば良く、スペードのリードがくれば、Kで1トリックを取ることができます。
ボーダーフォン
1兆7500億円で、ソフトバンクがボーダーフォンの日本法人を買収のニュースは、金額もさることながらつい一年前にNTTドコモからボーダーフォンに切り替えた我が家族にはちょっと気になるところです。
世界一のシェアを誇るボーダーフォンが日本で不振を極めたのは、世界統一仕様にしようとした端末が多機能を望む日本で受け入れられなかったのと、カバーエリアがドコモやauに比べ見劣りするのが理由とされていますが、永年ドコモを利用していた我が家では逆に、自宅も工場も共につながりにくかったのです。替えるに際して、結局「海外でもそのまま使える」が決め手となって、ボーダーフォンにしたのでした。
携帯電話用として、既に1.7GHz帯域を手に入れているソフトバンクがあえて買収をしたのは、この11月の番号ポータビリティをふまえ、事業展開までには基地局の整備や端末の確保など、かなりの時間を要することを嫌ったからと見られています。
ソフトバンク孫社長といえば、ADSL事業で価格を引き下げる立て役者でしたので、今回もその点は大いに期待するところですが、多額の金額が足かせとなっているのか、今のところ明言は避けておられます。多機能など特に必要がなく、電話とメールができればよい私には、月々の金額が最重要項目。「そこをなんとか、もう一声」と声をかけたいところです。
WBC
WBC(World Baseball Classic)での日本チームの優勝は、実に痛快・爽快でした。1次リーグから優勝に至るゲームを見ていて、勝ち進むには各個人の技量が勝っていることもさることながら、チーム一丸となって是が非でも勝とうとする潜在意識が必要であることを改めて思い知ります。それを感じることでまた、応援する者にも熱が入り感動が呼び起こされるのです。勝って当然のアメリカチームが破れたのも、1次2次リーグでキューバ、日本が苦戦をしたのも、実力の過信が国のために勝とうとする意識を上回っていたからではないでしょうか。
この優勝で、WBCの選手に選考されながら辞退した人たちが霞んだように思います。彼等の活躍が伝えられても、以前は「日本人選手が大リーグで頑張っているんだ」とぐぐっと引きつけられたのに比べ、「日本人」という感慨は抜け「自分のために頑張ってるんだ」との認識が私の中には生まれています。それもこれもあれほど寡黙だったイチローが、自身の気持ちをさらけ出し、代理出場の最年長・宮本の縁の下の働きが伝えられ、「日本」を背負って各メンバーが必死のチームプレーをしているのを目の当たりにしたからに他なりません。
えんだいなるけいかく
紆余曲折を経て、ハードディスクレコーダーRD-H2を購入しました。
発端はPSPで自由に動画を見るためにデータライブラリーを作りたいという思いからでした。
録画データを変換できるというPSXの購入を考えましたが、ディスコン処分品を買いっぱぐれ。
高いソニーのハードディスクレコーダーを買うくらいなら、パソコンが買えます。
BTOデスクトップパソコンにチューナーボードを付けてテレパソ化することを検討していました。
しかし、録画を行うには電源を入れっぱなしにしなくてはいけませんのでパソコンの寿命が不安である点と、母屋から飛ばしている無線LANの電波状態がイマイチであり、昔に組んだ無線LANを新しい高出力a/b/gにするのに2万以上かかりますので、そうするとパソコンの予算が足りません。
いろいろと考えた中でピックアップしたのがハードディスクレコーダーRD-H2という選択肢でした。
LAN経由で録画データをコピーできるというのと、DVDドライブを持たない分価格帯が低いというのが選択の理由です。録画専用機があればパソコンの負荷も考えずに済みます。
それに番組改編前に買っておけば、次の新番組は頭から録れます。
とりあえず録画を続けて、ノートパソコン購入、外付けハードディスク増設、無線LAN強化‥‥‥
購入資金が貯まった段階で順次調達していくことになるでしょう。
目処が立つのがいつのことになるかはともかくとして。
#ディスガイア2プレイ中。90時間。剣、弓、斧はL準最強ゲット。地図はまだ半分。
世情
花粉症を抱える(実は私ですが)我が家では、この時期には洗濯物を外には干すことができず、必然的にコインランドリーのお世話になります。昨日とてそうなのですが、帰ってきた妻の言葉に最近の世情を感じます。
「最近、男の人一人で来るのが多いのよね」 「若い人もいるけど、定年を迎えたくらいの人も」 「スーパーの買い物もそうよ」
男がスーパーなどに出かけるのは車の運転手としてで、一人住まいの若い男性以外で一人で買い物をする熟年男性など、私の若いときにはほとんど見かけませんでしたが、戦後のベビーブーム世代が定年を迎える時ともなると、事情も様変わりのようです。定年を迎えてもまだまだ働けるのですが、働く上では年齢ハンデと、女性と違って変にプライドが高いのか、女性ほど安易に職に就かず、「雨でごろごろしてるんだったら、この洗濯してきて!」と言われている姿が目に浮かびます。
乾燥をしてきた洗濯物を手に、日曜日はごろごろと、そんな理由もあるのかなと思っている私に妻が申されます。「そんな男性はみんな、きちんとたたんで持って帰られるのよね。」
ぶりっじばんざい
問題です。
T 7 6 3 | コントラクトはSの5ダイヤモンドです。WはハートKをリードしてきました。プレイプランをたててください。 | |||
A J | ||||
Q T 6 5 3 | ||||
K J | ||||
N | ||||
|
||||
S | ||||
K 5 | ||||
8 7 | ||||
A K J 9 4 2 | ||||
A 7 2 |
次世代DVD
ソニーが、ゲーム機PS3の発売を、当初予定のこの春から11月に延期をするというニュースには、この手のゲームには何の興味もない私はまるで関心がなかったのですが、その理由が次世代DVDで東芝陣営のかかげるHD-DVDに対向するBlue-ray方式にあると聞いて、俄然興味が湧いてきました。
コピーガードでまだ調整が取れていないと報道されていますが、価格面や他の問題もあるのではと勘ぐります。ニュースによると、東芝はこの3月に$499で投入するのに対し、ソニーの遅れでBlue-ray陣営として初めて5月に発売されるサムソンが$999。あの巨大マイクロソフトがX-BOXでソニーと相争っていることを絡めて、Blue-ray陣営は分が悪いとする批評家も出てきています。映像ソフトを貯蔵する会社の支持は、両陣営拮抗していますが、どちらに転んでも損のないようにとの配慮も伺えます。
専門的なことはわかりません。機能面で良いと思っても、βがVHSに破れたように、消費者がどちらを多く使うかで決まってしまう世界です。まあ、DVDはおろか、CDにもデータを焼いた経験がなく、もっぱらMOの私には「人の喧嘩は大きいほど面白い」状態にかわりはありません。
遺伝子組み換え
2003年に出始めた「光るメダカ」が今も輸入・販売がされているとみえ、先日も輸入業者や小売店が改善を求められたそうです。受精卵のDNAの一部を発光くらげのDNAと組み換えた遺伝子組み換え生物ですが、生態系への影響を考え遺伝子組換え生物等の使用等の規制をする法律(通称カルタヘナ法)で認められていないため販売できません。
遺伝子の組み換えによる生物の販売は国の承認を得なければなりませんが、この分野は今先を争って研究されていることもあり、今現在も色素成分のフラボノイドを改変したバラ2種、ある除草剤に耐性を持った大豆、ある害虫に抵抗性を持ったトウモロコシの四つが許可申請中だそうです。
科学者にすればメダカは生命科学上使いやすい生物だそうで、その研究過程から生まれた産物であって生殖機能は破壊されているので、生態系に影響はないとはいうのですが、このような最先端技術の産物をどういう根拠で、これは良し、これはだめと判断をするのか、たずねてみたいところです。影響が出てからでは対策は遅きにきしますので、おそらく農水省としても苦慮していることでしょう。