謹賀新年

ドラゴン

皆様のご健康とご多幸を
心よりお祈り申し上げます。

今年も素麺にちなんで 『 細く長く 』 のお付き合いをよろしくお願い致します。

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手作りにも良いことがありました

 ホームページをプロの手を借りず独自に手作りすると、デザインは洗練されませんが良いこともあります。
 その一つは誰もが考えるコストがかからないことです。サイトを見かねてか、よく制作会社とおぼしきところから改善しませんかとのメールが届きます。料金体系は手を加えるごとにおいくらか、月々いくら、またはその両方です。興味がありませんので価格は問いませんが、それを生業にしているのですからそこそこの価格でしょう。
 元々家族で制作を始めたのは、「二次的な経費はできるだけ削減し、その分を商品の品質向上に廻せ」を心得として代々受け継がれてきているからです。
 もう一つ良いことがありました。プログラムが少しかじれたことです。買い物かごのcgiの元のperl、動きを加えたりのjavascript、wordpressなどで使われているphpなどです。おかげで主に担当の娘は現在、プログラムが絡む仕事に就いています。
 私はほんの初心者ですが、今人気のpythonにも興味を持ったりして、perlとともに仕事の手間削減に利用し初めています。娘のように本当にやろうとすれば一から学ばねばならないのでしょうが、いろんなサンプルプログラムが紹介されていますから、それを少しアレンジすることで生かせます。
 ホームページ関連で一つ例をあげると、会員登録をして頂いている方にはお買い上げ金額に応じポイントを差し上げ、一定ポイントが貯まると次回のお買い上げでポイントに応じた値引きをさせて頂いています。ログインをして頂くと現在のポイントと今までの発送履歴がご覧いただけるようにしています。ですのでお買い上げごとにそのデータの更新が必要で、その度にftpソフトでサーバーに接続し一つ一つデータをアップするのは手間です。その手間を一つのperlプログラムが済ませてくれています。

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サイトの顔

 今回はホームページの話です。
 「当店について」でお分かりのように、このホームページは私たち家族の手作りです。プロのデザインには遠く及びませんが、できるだけ使っていただきやすいようにと心がけています。ただレンタルサーバー上にアップしていますので、安全上クレジットカードの情報を受け取るのは危険ですので、クレジット決済にはクロネコヤマトのシステムを使っており、皆さんには決済に二度手間をかけています。それでも私どものつたないサイトでご注文をいただき、感謝、感謝です。
 さて本題は、Favicon(ファビコン)です。ご存じでしょうが念のため説明すると、Webサイトをブラウザでご覧頂くと上部にタブが現れ、サイトタイトルの左に小さな画像が表示されます。これがファビコンです。小さな体で「私のサイトですよ~」と、なんとけなげなと感じます。
 私どものファビコンも変遷を重ねてきました。テーマは常に1950年に登録した商標の「翁」で、そのローマ字の頭文字「0」をあれこれデザインをしていましたが、どうも目立たず、そこで今回はひらがなの「お」に変えました。
 いかがでしょう、けなげに見えるでしょうか、ご意見いただければありがたいです。

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三年古

 先月は新と古の話をしました。製造から一度梅雨を越した物、二度梅雨を越した物とくれば、三度梅雨を越せばどうよ とおっしゃる方もおられるでしょう。
 もちろんあります。業界ではこれを三年古(三年ひね)と呼びます。ところがこの呼び名に国からクレームが付き、今は公には「大古(おおひね)」と呼びます。
 「冬に製造し三回梅雨を越して夏に販売では、まだ三年経っていない」がクレームの内容です。通称なのにmmmですが、従うしかありません。

 量的に少ないので昨年9月半ばから永らく在庫切れで販売停止していましたが、この三月から販売を始めます。まだ梅雨を二回しか越していませんので、それこそ三年とは呼べませんが、梅雨明けにご賞味ください。お問い合わせが多いので、早めのオープンです。
 例年通り数に限りがありますので、販売終了の際にはご了解をお願いいたします。

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新と古の食べ比べ

今月の期間限定お買い得品は、ここ2・3年恒例となりました三輪素麺「新と古の食べ比べ」です。
そこでちょっと仕事の話をさせていただきます。

いにしえの昔から、12月から3月の厳しい寒さと空気の乾燥した頃が、手延べそうめん製造の最適時期です。今正にその時期で今年も良い麺ができています。
毎日毎日乾燥、裁断、結束した一束一束を箱に詰め倉庫に積み上げ寝かせます。
梅雨時になり箱を開けて中を見ると、こちこちに固まっている麺に気付きます。「ええっ!どうして?」が最初の感想です。この仕事をしていると誰もが一度、いや何度となく経験していることでしょう。驚きの様子を見て熟練工は「厄してるんや」と、さぞ当たり前のごとくです。麺がこの時期の湿度と温度とが相まって堅く引き締まることを、「厄をする」との言葉で表しています。「手延べで無いとこうはならないんや」とも説明してくれます。
数日経ってもう一度見てみると普通の状態に戻っています。
冬場製造した麺をその夏に出荷すると、梅雨を一回越した麺で、これを「新(しん)」と呼び、更に熟成させ翌年の夏に出荷の麺は、梅雨を二回越し、これを「古(ひね)」と呼んでいます。
ここ関西では、細くて腰のある三輪素麺の「古」が好まれます。店に来ていただく方に「これは新ですか古ですか?」と訊かれたりします。
貴方もお店で尋ねてみてください。「おっ、三輪素麺のこと知ってるな」と一目置かれることでしょう。

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謹賀新年

謹 賀 新 年


 昨年にお取引をいただいた方々には年賀状でご挨拶を差し上げていますが、これからの方々には失礼ながらこの場を借りて、ご挨拶申し上げます。
 皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
 素麺にちなみ、「細く長くのお付き合い」 をよろしくおねがいいたします。

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オブジェ

 早い梅雨入りで今日も一日雨、やることも無く暇なので、近くにあったA4サイズの厚紙にカッターで切り込みを入れてオブジェを作ってみました。

オブジェ

 さて、切り込みをした部分は手前に出っ張っているでしょうか? それとも奥に引っ込んでいるでしょうか?
また、何に見えますか?

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アナグラムで反転

 小学生向け算数教材の「ちょっと一休み」問題に感化され、同じ趣向の覆面算を作りました。4文字の単語のそれぞれの文字を入れ替えて加えると、最初の単語の逆順になるというものです。
 数字は0~9 問題毎に文字は独立で共通ではありません。
 とっかかりが見つかりにくいので、文字の大小関係も示しました。よろしければお考えください。

(1) R<S<A<T

(2) E<P<S<T

(3) L<O<F<W  

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工作

 小刀を安全に使うため、子供に小刀で鉛筆を削らせてみたりしますが、普通にはほとんどの子供は、鉛筆は鉛筆削りで削ります。大人にしたって多分そうでしょう。
 先までとがらせてくれ手軽で便利ですが、色鉛筆で色を塗るときなど、太いままの方が速く塗れるのになぁ と時々思うのです。
 そんな希望に添う、芯は削らず、木の部分だけ削ってくれる鉛筆削りは無いものだろうか。探してみましたが見つかりません。ならば工作です。
 100円ショップで鉛筆削りを買ってきて、刃を一旦取り外し、鉛筆を挿す穴の先を削り芯の太さに広げます。刃を芯を削らない位置までずらせて止めます。

鉛筆削り

 刃を切断する工作は私にはできませんので、かなり出っ張り、穴の位置がケースの壁から遠くなりましたが、鉛筆の差し込みには支障はありません。二つペアーの鉛筆削りだったので、一方は今まで通り先をとがらすのに残しておけます。
 手元にあった赤鉛筆の両端を二つの鉛筆削りで削り分けしてみました。
赤鉛筆

 もし市販で鉛筆の木部だけを削り出す鉛筆削りをご存じならば、ぜひお教えください。

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