たばこのかわり

 今も私の禁煙は継続中です。吸いたいと思うこともあまりなくなりました。
2日で1箱ペースの喫煙者でしたから、1日当たり150円が浮いた計算になります。
 しかし、禁煙中の口寂しさを紛らわせるのに多用したガムの中毒となってしまいました。
ひっきりなしに噛んでいるような状態ですので、1日に1箱では足りないくらいです。
歯にいいというキシリトール入りのガム一辺倒なのですが、
1箱120円くらいですから、浮いた金額はすっぽりガム代になっている計算になります。
 最近はボトルに移行してきていますので少し割安であろうと思われますが、
禁煙に成功してもお金が浮くとは言えないというお話でした。
#ディスガイア2プレイ中。65時間。前科集めが終わらない。

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時の人

 3月に入って、アメリカでの時の人は、マイケル・プラウン氏です。元FEMA(連邦危機管理庁)の長官。あのハリケーン カトリーナでニューオーリンズが壊滅状態に陥った時に、危機管理が全くできていない、被害後もルイジアナの州都から動こうともせず、事前に災害を警告していたと弁解ばかり、あげくはワシントンに戻りたいなどと、政府からも市民からもバッシングにあい首を切られた人ですが、ここにきて事前警告を力説する映像をたずさえての大反撃です。ブッシュ大統領もTV会議で参加しており、カトリーナは尋常でない大きさで動揺が広がっていると警告する氏に、連邦政府は万全の対策とアフターケアに対応していると述べていて、またまた新たな窮地に陥っています。
 一方日本での時の人といえば、永田議員と前原民主党代表。メールが偽物であると認めざるを得ず、鬼の首を取ったかのような代表質問とは対照的に、低頭して記者会見で二度までも謝り、議場でも頭を下げている姿が映像で流れるなど、惨めな姿をさらしています。
 二大政党が拮抗して、お互い一つ政策を間違えれば与野党が入れ替わり、より良い政治が目指せると期待する世論を代表するならば、野党第一党の民主党には「上記の例もあることですから、頑張ってください」と言うほかありません。

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ワイン

 ワインの競売で、1985年ロマネ・コンティ1ケース 17万375ドル(先週末のレートで1983万円)で落札の記事を新聞で見ました。750ml1本当たり165万円、ちょっと庶民の口には入りません。先日も白ワインで最高値が出たとか。1787年シャトーデイケム、こちらは1本で5万5千ポンド(1125万円)。赤ワインの過去最高値は、1787年シャトーラフィット、10万5千ポンド(2147万円)と記事で見ますが、想像すらできません。
 よく飲んでいるであろう芸能人が、テレビ番組で飲み分けができないのと同様、私も良し悪しの判別はとてもできませんが、なじみやすい白から入って、今は赤の方が深みがあるかなと思い始めている年代です。お店には手頃なチリやカリフォルニア、オーストラリア産が並んでいて、シャルドネ、リースリング、カベルネ・ソービニオン、ピノノワールといったぶどうの種類で選んだりします。しかしなんといっても最大の選定基準は価格です。
 手ごろな価格で、自分に合った味であればいいとは思うのですが、価格が高いと「美味しいんだろうなあ」とつい思ってしまいます。ネットでも100万円近いロマネ・コンティが売られていますが、さぞかし美味しいのでしょうね。それにしても先述のワイン、220年も経っていてはたして飲めるものなのでしょうか。通になると、ワインは飲まずに飾っておくものなのでしょうか。

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ぶりっじばんざい

 問題です。

  5 4 2    コントラクトはSの4スペードです。WはハートQをリードしてきました。プレイプランをたててください。
A 8 4
9 6 5 3
Q 6 2
N
W   E
S
A Q J T 6 3
K 7 5
A 4
A J

BGM

 好きな曲があります。ドビッシーのベルガマスク組曲の中の「月の光」です。娘がピアノをかじり始めた子供の頃、「この曲を弾けるようになってくれ」 と頼んだのですが、未だに聞かせてもらっていません。もちろん私が弾けるはずもありません。
 誰もが認めるきれいな曲ですので、テレビのコマーシャルでよくBGMとして使われます。ところが、ピアノで流れるのも少なく、ほとんどの場合、私がこの曲に抱いているイメージと商品がマッチしないのです。で、ついつい 「この曲を使ってくれるなよ」とテレビにつっこんでしまいます。つっこみがこうじて商品までもを嫌いになったりします。
 
 商品コマーシャルをお作りの方、私のような偏屈もいます。視聴者の気持ちを十分おはかりの上、制作にお励みください。

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カーリング

 旅行記を書いている内に、トリノオリンピックが終わってしまいました。不振の日本選手団のなかで、荒川静香さんが唯一のメダル、しかも金。号外も出て日本中が大いに湧きました。
 不振の中で視聴者の興味を引いたのは、カーリングではないでしょうか。日本女子がカナダに勝ったときの喜びよう、さもありなん、カナダでは国民的なスポーツなのですね。投げるコース、力加減、ビリヤードに似ています。しかしあの独特なスウィーピング。平らと思っていた氷の表面には実はペブルと呼ばれるつぶつぶが付いていて、スウィープによって溶けることで薄い水の膜ができ、3mも距離が変わるそうですし、ストーンの進み方が曲がったりします。
 興味を持たせたのは、技術もさることながら、作戦の面白さでしょう。後で投げるのが圧倒的に有利なので、先に投げる方はいかにその有利性を阻害するかが注目です。得点のルールも面白いです。投げ終わって、円(ハウスと呼ぶそうですが)の中心に近いストーンのチームだけが得点するのですね。その得点も相手の最も中心に近いストーンの内側にいくつあるか。一エンドに3点以上も点が入るのは、力が拮抗していると余程のことです。
 ただ惜しむらくは、各チーム4人づつ、一エンド各2投で計16ストーン、それを10エンド。一試合2時間半以上。例え夜中でなくとも、なかなかこれにはつき合えません。

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でぃーえすらいともおそるべし。

 うちの母君でさえ、欲しい欲しいとのたもうておられたニンテンドーDSのフィーバーぶりは留まるところを知りません。どの店でも見るのは完売と入荷未定の文字ばかり。
そんな中、よく使う家電量販店でDSLiteの予約受付を2月26日に行うという告知がありました。
 開店前にダメモトで様子を見に行ってみることにしました。
 駐車場が一杯だったら帰るつもりでした。
 車が‥‥‥そんなに停まってないようです。嫌な予感がします。
案の定、入り口前に予約受付は終了しましたという看板を持った店員が立っています。
なんでも、10時開店のはずが、雨にも関わらず8時前の段階で120人以上の行列ができ、
販売数が22個しかなかったために9時の時点で予約受付を行ったとのこと。
何でも先頭は3時から並んでいたとか。
一体何なんですかこの騒ぎは。オープンセールよりもひどい騒ぎです。
ちなみにオークションでの実勢価格は25000円前後かと。ひどい話です。
#ディスガイア2プレイ中。30時間。まだまだ序の口。
##禁煙継続中 1月半。

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旅行記 最終回

 ホーチミンから関空への便は夜間のみ。そのため夕方6時までホテルの部屋は取ってあり、今日の長旅の疲れをシャワーで流した後チェックアウト。最後の夜だから我々の口に合う焼き肉にしようと、商社マン紹介の日本人経営の店へと繰り出します。生ビール有り、日本の焼酎有り、メニューも日本語ならば、給仕に来る女性も日本語の注文をローマ字で記入しています。
 酒の肴は同席のガイドのブーさん。なんと彼は日本にホームステイで来たことがあり、それが我が隣町、ステイ先も知っている方とくれば捨て置けません。更に更に、近々結婚のお相手が日本人。彼女がベトナムにボランティアで植樹に来たことがきっかけ。気のいいブーさんは、したたかな我々にかかっては隠し事などできません。住所、名前、他いろいろまでも白日の下。最初、彼女の両親は口を聞いてもくれず、彼女の取りなしでやっと了解が得られたといいます。「朝遅れて迷惑かけたので、クチトンネルの追加料金は私持ちです。」 ブーさんのまじめな性格がこんなところにも出ています。
 アルコールが程良くまわってきたところで、メンバーの一人がブーさんに「彼女の電話番号、何番?」 今は携帯で国際電話がかけられます。彼女が出て最初はブーさん、それを一人が取り上げて、あれやこれや。彼女も面食らったことでしょうが、我々も紳士の端くれ、横から茶々を入れるものの、ブーさんから聞いたいろんなことをバラしたりはしません。「声や話し方は、素直そうな良い娘やったね」直接話をしたメンバーの感想です。実は写真も見ていて、可愛い娘なのです。
 空港まで送り届けてくれたブーさんと、この春吉野の桜を見に来るというので、再会を約してお別れです。11時半出発、日本時間朝6時半着の5時間は年輩にはちときついですが、バンコックやハノイでもう一泊する余裕はありません。飛行機が空いているのがせめてもの救い、4席占めてのフルフラットで帰るとしましょう。

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旅行記 その11

 明けて四日目、工場見学の日です。クチまで行くので、ベトコンがつくったクチトンネルを見ようと、予定を繰り上げ食事を済ませての朝7時集合です。工場見学の口聞き役をしてくださる商社の方、その商社の通訳役の女性、そして我々が時間通り、でもガイドの車が到着しません。45分程の遅れで出発です。
 通勤時間帯のバイクの多さは昨日の驚きを更に上回ります。誰かが「湧いて出てる」と表現していましたが、正にその通り。走ること1時間半、クチに入ります。ここ一帯ではライスペーパーが作られていて、見学させていただくのもその工場。日本では溶いた米の粉を丸く広げて作る様が、映像で紹介されたりしていますが、ここは従業員280名の規模、面帯で取り上げ蒸した後竹で編んだ板に乗せ天日乾燥をして、後から円形、方形に切り抜きをします。工場所狭しと竹の板がそこかしこに並び、乾燥して竹から離れる音がぱちぱちと小気味よく聞こえます。やはり問題は品質管理。竹の切れ端やゴミ、製品に開いた小さな穴。日本向けは特に厳しく、歩留まりは2・30%とか。
 ベトナム料理の昼食を挟んで、クチトンネルです。ガイドさんの「アメリカがベトコンに勝てなかった証拠です」が売りです。サイゴンから70kmの近さで、長さは200km、驚きです。時間がないのでビデオでの紹介をパスして、実物を見ます。最初にある断面模型を見ると、トンネルは三層構造、会議室や食堂、寝室などは人が立って生活できる大きさ。その間の移動は膝をかがめて。最下層は匍匐前進。換気口や排煙口は、直接の被害を避けて遠くまで伸ばしてあり、特に排煙は目立たない夜間に排出するよう貯煙する空間も作られています。換気口には探索犬を避けるため、犬のいやがる配慮も。いくつか展示してある落とし穴は、戦争だから許される残虐さです。体験できるトンネルに下りると、すぐは広い部屋、そこから真っ暗な階段を下りると、膝をかがめたまま人一人がやっと進めるトンネル。所々に明かりが灯されていますが、両手を壁に付けてトンネルが続いていることを確認しながらのにじり歩きです。ずっと続いているらしいのですが、10m程進んで最初の出口でリタイヤです。戦争に勝利するという目的のために、人はこんなものまで作り上げるのです。
 クチトンネル体験で一汗かいた後は、2時間かけて次の工場見学地に向かいます。ここは我々の本業、はるさめ工場です。日本や中国での製法と異なりいたって簡単。お湯で練った澱粉を方形の容器に入れ、上から圧力を掛けて、下の穴から麺線として押し出します。それを網で作られた板で受けて、後は乾燥機で乾燥、これだけです。原理的にこれだけで製品になるとは考えられず、メンバーの一社はこの方法を実験してみたそうですが、ものにならなかったそうです。購入した澱粉を自社で再度沈殿をさせていることも含め、昔から受け継がれた方法に我々が知り得ない何かが隠されているのではと、実験をした社の社長が申しておりました。ただ燃料に薪を使用していることや煙草を吸いながらの作業は、日本ではとても考えられません。

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ぶりっじばんざい

 答え(2月18日分)。

  7      ここまでの経過を省いているのですが、実はEの手にスペードKがあることは分かっています。
 ダイヤAを取るとEからQが落ちます。次にクラブK、Q、JとリードしたときWが三枚目にダイヤを捨てるのをみて、Eの手にクラブ4枚があったことが分かります。そこでNからはローをプレイすると、Eの手にはスペードKとクラブ10が残っていますから、スペードでリードをEにいれれば、クラブのリードが返ってきて、5トリック取ることができます。
J
A 7 5 2
9 N K
W E  
K 8 4 Q
9 4 S T 8 6 3
T
A 9
K Q J