ぶりっじばんざい

 問題です。
 

  K 7 6 2
Q 6 4 2
Q J 9 8
A
N
W   E
S
A 9 8 5 4 3
9 7
K
K Q 5 3

1D 1H 1S Pass
2S Pass 4S All Pass

 コントラクトはSの4スペード。Wはハート8をリード、ダミーから2、Eは10、続けてKを取り更にAをリードしてきました。Wの2トリック目は3です。さてSとしてこの後どうプレイをするかお考えください。

ぶりっじばんざい

 答え(3月18日分)

  T 7 6 3  
A J
Q T 6 5 3
K J
A J N Q 9 8 4 2
K Q T 6 5 3 2
W E  
9 4
8 7
9 6 4 S Q T 8 5 3
  K 5  
8 7
A K J 9 4 2
A 7 2

 スペードで2枚、ハートで1枚のルーザーがありますので、一枚のルーザーを消さねばなりません。EにAを期待してNからKに向かってスペードをリードする、クラブのJでフィネスをする、が考えられますが、N、Sともハート、クラブが短かく、オープニングリードからみてWにハートQがありますので、もっと確実な方法があります。
 オープニングリードをAで取り、切り札を狩った後、クラブK、Aを取って三枚目のクラブをラフします。次にハートをリードすれば、Wの手に入りますが、ハート、クラブは既にS、N共にありませんのでWからリードがきた場合にはNでラフをし、Sからスペードを捨てれば良く、スペードのリードがくれば、Kで1トリックを取ることができます。

ぶりっじばんざい

 問題です。

  T 7 6 3    コントラクトはSの5ダイヤモンドです。WはハートKをリードしてきました。プレイプランをたててください。
A J
Q T 6 5 3
K J
N
W   E
S
K 5
8 7
A K J 9 4 2
A 7 2

ぶりっじばんざい

 答え(3月4日分)
 

  5 4 2      それぞれのスートにルーザーが一枚ずつ、計4枚のルーザーがありますので、ルーザーを一枚減らさねばなりません。思いつくのはスペードのフィネスですが、ダミーへのエントリーは一つしかなく、スペードの別れが2-2で、EにKがある場合しか成功しません。
 ここでは確率の点から考えて、Kでオープニングリードを取り、切り札Kがシングルトンであれば問題解決ですのでスペードAを取った後、クラブAを取り、クラブJでKを追い出します。再びリードが入れば、ダイヤAでダミーに入り、クラブQでルーザーの一つを消すことができます。これが失敗するのは、クラブの別れが6-2かそれ以下のとき、ハートの別れが6-1かそれ以下のときですが、確率はそれぞれ8.6%、3.4%ですので、EがダブルトンKでない確率79.6%よりはるかに有利です。
A 8 4
9 6 5 3
Q 6 2
K 8 7 N 9
Q J T 3
W E  
9 6 2
T 7 2 K Q J 8
K 9 5 S T 8 7 4 3
A Q J T 6 3
K 7 5
A 4
A J

ぶりっじばんざい

 問題です。

  5 4 2    コントラクトはSの4スペードです。WはハートQをリードしてきました。プレイプランをたててください。
A 8 4
9 6 5 3
Q 6 2
N
W   E
S
A Q J T 6 3
K 7 5
A 4
A J

ぶりっじばんざい

 答え(2月18日分)。

  7      ここまでの経過を省いているのですが、実はEの手にスペードKがあることは分かっています。
 ダイヤAを取るとEからQが落ちます。次にクラブK、Q、JとリードしたときWが三枚目にダイヤを捨てるのをみて、Eの手にクラブ4枚があったことが分かります。そこでNからはローをプレイすると、Eの手にはスペードKとクラブ10が残っていますから、スペードでリードをEにいれれば、クラブのリードが返ってきて、5トリック取ることができます。
J
A 7 5 2
9 N K
W E  
K 8 4 Q
9 4 S T 8 6 3
T
A 9
K Q J

ぶりっじばんざい

 問題です。

  7      ノートランプのプレイで残り6枚、SのリードでN-Sで5トリック取るにはどうプレイをすればよいでしょうか。
 クラブが3-3の別れであれば簡単ですが、残念ながら2-4です。何度か同じパターンを経験していますので、今回は復習です。
J
A 7 5 2
9 N K
W E  
K 8 4 Q
9 4 S T 8 6 3
T
A 9
K Q J

ぶりっじばんざい

答え(2月4日分)

  K J 9 4      クラブで4枚取れることがわかりましたので、ダイヤ1枚、スペード2枚と合わせて、後二枚のウィナーが必要です。ハートAを追い出せば取れそうですが、Eのダイヤのプレーは他のスートにエントリーがあることを示しており、ハートAはEの手にあると見られます。EにAがあるとするとEにはすでに10点が見えていますので、ビッドから考えて、スペードQはWの手にあり、スペードのフィネスで残りのトリックを目指す方が安全です。
K Q T
8 4
A 8 4 3
Q 8 7 5 N 6 3
7 4 2
W E  
A 5 3
K 2 A J T 7 6 3
9 7 5 2 S J 6
A T 2
J 9 8 6
Q 9 5
K Q T

ぶりっじばんざい

 問題です。
 

  K J 9 4    ビッドは E-2D、S-Pass、W-Pass、N-Dbl、E-Pass、S-3NT、All Pass。 EのWeak 2Dのオープンに対しパートナーがダブルをかけて点のあることを示しましたので、Sのあなたは一挙3NTをビッドしました。
 WのリードはダイヤK、続いて2、Eは二枚目にJ、あなたはこれをQで取ります。続いてクラブのK、Qと取ったところ、Eは6、Jと出てきました。さてこのあとどうプレイを続けますか?
K Q T
8 4
A 8 4 3
N
W   E
S
A T 2
J 9 8 6
Q 9 5
K Q T

ぶりっじばんざい

答え(1月21日分)

  J 9 8      ずばりスペードです。ハートを捨てても良さそうに見えますが、もしハートを捨てるとハートの3枚目でNに入り、クラブで手に入れられると、残りのクラブを取った後スペードを出さざるを得ず、残りを全て取られジャストメイクされてしまいます。ハートを捨てずにスペードを捨てておくと、ハートを刈りきってクラブで手を渡そうにも、Sにクラブはなく、スペードでもう1トリックを取ることができ、ワンダウンさせることができます。
A K J
T 6 5 2
J T 8
K T 2 N 7 5 4
6 4 3 2
W E  
8 5
Q J 8 7 4 3
A 9 5 3 2 S K 6 4
A Q 6 3
Q T 9 7
A K 9
Q 7