ぶりっじばんざい

 答え(6月24日分)
 

  K 3  
K T 7
A K 9 8 4
T 5 2
J 9 6 4 N T 2
J 3
W E  
A Q 9 8 4 2
Q T 7 5 3
K Q 3 S 9 8 7 6
  A Q 8 7 5  
6 5
J 6 2
A J 4
 

 ダイヤをWに一つ取らせれば9トリックは見えているのですが、Wにリードが二度入ると(もう一度はスペード)、ハートをプレイされて危険です。それよりもダイヤのフィネスが通ることが分かりましたので、ダイヤで5トリック取ることにします。
 そのためにはSの手に二度戻らないといけませんので、三トリック目ではダミーからクラブの10をプレイします。もしWがQで取ればクラブJが二つ目のエントリーとなり、10トリックを取ることができます。クラブの10を取らせてくれれば、スペードのA、Qを二つのエントリーにすれば、スペードKは取り損ねますが、9トリック取れてコントラクトはメイクします。

ぶりっじばんざい

 問題です。
 

  K 3
K T 7
A K 9 8 4
T 5 2
N
W   E
S
A Q 8 7 5
6 5
J 6 2
A J 4

1S Pass 2D Pass
2S Pass 3H Pass
3NT  All Pass  


 コントラクトはSの3NT、WはクラブKをリードしてきます。スペードの別れが3-3だと9トリック見えていますが、別れが悪い場合を想定してダイヤで4トリック取れるよう、クラブリードをAで取った後、ダイヤ2をリードします。Wは5、ダミーから8を出すと驚くことにEは3で、このトリックが取れてしまいました。さてこの後どうプレイを続けますか?

ぶりっじばんざい

 答え(6月10日分)
 

  A 6 2  
7 5
K Q 2
A J 9 3 2
T 8 3 N Q J 9 7
J T 9 4 3 2
W E  
K 8 6
7 A T 9 5
8 7 5 S K 6
  K 5 4  
A Q
J 8 6 4 3
Q T 4
 

 ウィナーを数えるとスペードで2枚ハートで2枚そしてクラブA、計5枚あります。残り4枚をダイヤとクラブで取らないといけませんが、ダイヤの別れが悪いといずれか一方では取りきれず、ハートのストッパーは残り一枚ですので、注意が必要です。
 N-Sで26点有り、Eがビッドでテイクアウトダブルをかけていますので、ダイヤA、クラブK共にEの手にあるとみなければなりません。クラブは相手の別れがどうあれ、Kを追い出せば残り三枚は取れますが、ダイヤは別れが悪いことを想定してプレイをしなければなりません。
 ハートを取った後、スペードAでダミーに入りダイヤ2をリードします。EがAで取れば残りのダイヤが取れますので、コントラクトはメイクします。EがAを出さなければJで取り、次にクラブのKを追い出せば問題は解決です。

ぶりっじばんざい

 問題です。
 

  A 6 2
7 5
K Q 2
A J 9 3 2
N
W   E
S
K 5 4
A Q
J 8 6 4 3
Q T 4

  1C double 1D
1H 2C 2H 2NT
Pass 3NT   All Pass


 コントラクトはSの3NTです。WはハートJをリードしてきました。プレイプランをたててください。

ぶりっじばんざい

 答え(5月27日分)
 

  Q T 6  
A 5 4
A 7 5 2
T 9 5
4 N K 9
9 8 3
W E  
Q J T 6 2
K Q T 8 6 4 3 J
6 4 S A K J 8 3
  A J 8 7 5 3 2  
K 7
9
Q 7 2
 

 切り札が1枚出ましたので、残りは2枚です。その2枚がWにあればコントラクトの達成は望むべくもありませんが、そうでない場合を想定してフィネスをするかAを取るかの判断をしなければなりません。
 ビッドからみてEのハートは5枚、今までのプレイからクラブも5枚ですから残りの3枚はスペードとダイヤです。Eが切り札のスペードを何枚持っているかは、ダイヤをプレイしてみれば分かります。そこでハート9をKで取り、ダイヤAを取った後、ダイヤを続けます。もしEから2枚目のダイヤが出れば、スペードは1枚ですからAを取れば良く、クラブやハートを捨てれば、Eに残りのスペード2枚があると分かりますので、ハートAでダミーに入り、スペードQでフィネスをします。

ぶりっじばんざい

 問題です。
 

  Q T 6
A 5 4
A 7 5 2
T 9 5
N
W   E
S
A J 8 7 5 3 2
K 7
9
Q 7 2

    1H 1S
2H 3S Pass 4S
  All Pass  


 コントラクトはSの4スペードです。Wはクラブ6をリード、EはこれをAで取って、更にK、Jと続けます。Wは2トリック目が4、そして3トリック目をスペード4でラフをし、ハート9をリードしてきます。さてこの後どうプレイしますか?

ぶりっじばんざい

 答え(4月29日分)
 

  A 6 3  
5
A Q J 7 5
A 6 3 2
J T 9 2 N 8 7
K Q 9 6
W E  
T 4 3 2
6 4 9 8 3
Q 9 4 S J T 8 3
  K Q 5 4  
A J 8 7
K T 2
K 5
 

 切り札が4-2の別れであれば4人の手が見えていてもプレイプランの難しいハンドです。相手に切り札の7からJまでがありますので、どうしても切り札で1枚取られてしまいます。そこで問題はSの手のハートルーザー3枚をどう処理するかです。ダイヤで2枚捨てられますのでダミーで一度ラフをすれば良いのですが、ダイヤでハートを捨てる段階で、切り札のコントロールを失っていてはなりません。
 ハートKのリードをAで取った後、すぐに切り札スペードを負けにいきます。相手はこれを取った後スペードを帰してくることでしょう。これをAで取り、Sの手に戻りハートをラフ、再びSに戻り切り札を狩ればコントラクトはメイクします。もし最初にスペードを一枚でも取ったり、またはハートをラフしたりすれば、切り札のコントロールが効かずハートの処理ができなくなることを確認してください。

ぶりっじばんざい

 問題です。

  A 6 3
5
A Q J 7 5
A 6 3 2
N
W   E
S
K Q 5 4
A J 8 7
K T 2
K 5

 ダイヤならば簡単なのですが、コントラクトはSの6スペードです。WはハートのKをリードしてきました。切り札の別れが5-1であれば達成は困難ですが、3-3であれば問題はありません。ここでは別れが4-2と悪いことを想定して、プレイプランを立ててください。

ぶりっじばんざい

 問題です。

  A 9 5
A 8 4
K T 7 2
9 4 2
N
W   E
S
K J 6
K J 7 6 2
6 4 3
Q 7

1C Pass Pass 1H
2C 3H All Pass  

 コントラクトはSの3ハートです。Wはスペード10をリード、ダミーからは5、EのQをKで取ります。切り札ハートの2をダミーのAで取ります。Wは5、Eは3でした。更にハート4をダミーからリードするとEから10が出ます。さてSのあなたはJでフィネスをしますか、それともKで取りますか?

ぶりっじばんざい

 答え(4月1日分)
 

  K 7 6 2  
Q 6 4 2
Q J 9 8
A
Q J N T
8 3
W E  
A K J T 5
A T 4 3 7 6 5
8 7 4 2 S J T 9 6
  A 9 8 5 4 3  
9 7
K
K Q 5 3

 ビッドでのEの1Hのオーバーコール、Wのハイ - ローのシグナルから明らかに相手のハートの別れは5-2ですので、小さな切り札でラフをするとオーバーラフをされます。かといってルーザーのダイヤを捨てると、更にハートを続けられダウンは避けられません。
 ここでは相手の切り札の別れが1-2であることを期待して、スペードAでラフをし、スペードKで切り札を狩りながらダミーに入り、ハートQでダイヤKを捨てます。Wがラフをしようがしまいが、あと取られるのはスペードQの一枚だけです。
 余談ですが、4人のこの手を見るとW-Eがうまくディフェンスをすれば、ダウンさせることができます。考えてみてください。