音楽の土壌

 昨晩はワールドカップアジア第三次予選のサッカー最終戦や宣伝を兼ねたインディージョーンズの映画などがあったものの、裏番組のチャイコフスキー国際コンクール、ヴァイオリン部門で昨年優勝した神尾真由子さんのその時の演奏を紹介する番組の方を観てしまいました。
 世界で選りすぐられた37名の中から一次予選で14名に、次の二次予選を通過した6名がオーケストラと競演する本戦で優勝を争います。紹介されたのは彼女の演奏だけでしたので、他の人との比較はできません(あったとしても私には評価ができないでしょう)が、テクニックもさることながら、大舞台での落ち着きぶりには感心しました。練習で得た自信がなせる技かとも思いましたが、今朝アスペンアーディスト-神尾真由子(※1)の経歴を見て、成る程と思い知らされたのです。
 本戦終了まで確か9曲演奏の長丁場、それを連日満席で詰めかけるロシアの人たちのクラシックへの思い入れにも感心です。チャイコフスキーを産んだ土壌がそのまま受け継がれてきている気がして羨ましくもあります。優勝者や入賞者のその後の活動がほとんど海外であることが示すごとく、洋楽の分野で日本が同環境に達するにはまだしばらく時間がかかりそうですが、恐らく視聴率の取れそうもないこのような番組が民放から出てきていることは、日本もなかなかやるもんだとの思いにしてくれます。

(※1) http://www.aspen.jp/artist/jp/mayuko_kamio.html

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