自販機でたばこを買うために「taspo」なるカードが必要になりました。
これはパッケージに「健康を害する」旨の明記、公共の場での受動喫煙の抑制、
などと順番に行ってきた「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」の批准政策の一つで、
「未成年者に対するたばこの販売を禁止するための効果的な措置」にあたります。
taspo導入には自販機での販売を続けたいJTと財務省の意向が反映されていますが、
taspoの発行には身分証明書類と顔写真が必要で、個人情報が登録されることになります。
案の定、普及率は低迷し推定喫煙人口の20%にも達しない状態です。
taspo対応の自販機に変える費用の問題や、taspo自販機の売り上げが落ちる中で
廃業するタバコ店や思い余ってtaspoを自販機にぶら下げるタバコ店まで現れる一方、
従来どおり買うことができるコンビニではtaspo特需にわいているなど悲喜こもごも。
まあ、もう禁煙してから2年5ヶ月ほど経つ私にはあまり関係のないことですけれど。