二次災害

 ミャンマーのサイクロン被害、四川大地震と大きな災害が続きました。今も救助活動が続いていますし、二次災害や被災者への援助など今後の課題は山積です。そんな中やはり発生しました。
 災害時の古典的な犯罪は火事場泥棒ですが、現代では義援金詐欺です。正に不埒な犯罪で、被害者の悲惨さと、少しでも助けになればとお小遣いを差し出す人の心を微塵だに感じていません。
 携帯電話や電子メールで呼びかけて、直接特定口座にお金を振り込ませたり、返信するだけで募金できるとか、慈善団体を装って偽の募金サイトに誘導して、個人情報を手に入れるフィッシングが出てきていると、セキュリティ機関から警告と注意の呼びかけが出ていると聞きます。
 ネット犯罪では特定を避けるため海外のサーバーが用いられますが、ネット上の特定情報を閉め出すのに長けた中国にホスティングをするものもあるそうですので、ちょっと考えさせられます。
 折しも国会ではネット規制が論議されています。ネットの捜査や監視については全く知識がありませんが、別の意味の二次災害を避けるためにも、ネット上の有害情報の規制には一歩も二歩も踏み込む時が来ている気がします。

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