ガソリン 暫定税率

 ガソリン狂想曲、買い控えの第一楽章からいよいよ第二楽章に入ります。既に課税された高いガソリンを在庫するガソリンスタンドが、即値引きするかで混乱が起こるとされ、自民党はそれを盾にする事もありましたが、衆議院での再可決を視野に入れているのですから、その時点でも又同様のことが想定されますので、論理の筋道が立っていません。
 そもそも暫定という名の法律ですから、暫定の名目が終わった時点で一旦は解消すべきで、税収不足に対しては新たに別の枠組みとして、発案するのが筋だと思います。無駄使いや天下り先への手厚い思いやりがどんどん露見する中、「取れてるものは取っておこう」では虫が良すぎます。地方自治体の長がこぞって税率維持を主張するのも、「自分たちの所へ利を引き込めれば」だけの浅い論理に見えます。自治体の長の役目とはそのようなものなのでしょうか。
 さて一旦下がる税率、再可決で元に戻せるでしょうか。所得が上がらないのに生活必需品は軒並み値上げの中、リッター25円はかなり大きな金額です。自民党としては余程腹をくくって取り組まないと命取りになりかねません。生半可な説明では、納得は得られないと思います。
 不謹慎ですが賭け好きのイギリス人にかかれば、格好のネタになりそうです。

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