新聞は購読されていますでしょうか。新聞を広げると、収入源の広告がネットに盗られているのに対抗して広告費を随分と値引きをしているのでしょうか、ページ一面の広告が随分増えました。2ページに渡るのも少なくありません。今朝の朝日新聞では、全32ページ中、ページまるごと広告が9ページ、下3分の1が14ページ、下4分の1が1ページ有り、他に記事内に小さな囲い広告が点在します。
全紙面の内半分近くが広告で、これでは記事を購入しているのか広告を購入しているのか分かりません。それに記事も「読みやすくする」との名目で旧態に比べ随分と文字サイズが大きくなり、記事の実質量は更に減っています。
片やネットに目を転じると、これまた広告が随分増えました。広告収入を目的にしたブログや紹介記事が多いですが、かつては両サイドに広告だったものが、今は記事の段落の間にも広告が入ります。ソースを覗くと、class名にgoogleの文字が見えますので、ネット企業が力を入れているのでしょう。ブラウザに広告をブロックする拡張機能を入れている方も多いことでしょうが、「広告ブロックが検出されました」との嫌みなポップアップが出る始末です。
はてさて「お金」から解放される「ゆとり」はないものでしょうか。
そういう私も、スタイルシートを上書きできる拡張機能でセッセと広告箇所の表示を消しているのですから、「ゆとり」など主張できないでしょうが・・・。