マカオ旅行記 その1

 恒例の組合同士の旅行、今回はお久しぶりの台湾の予定を改め、もう少し足を伸ばして今話題のマカオと相成りました。関空から周2便の直行便があるとのことですが、今回は香港経由のマカオ入りです。さすがにこのメンバーで香港を知らないのは私だけですが、マカオは初めての人もいて、早くもカジノ見たさです。
 香港といえば飛行機はキャセイパシフィック、搭乗は350便。関空10:00発で約3時間30分のフライト。この程度ならばエコノミーも苦になりません。かつての香港常連組も新空港は初めての人もいて、関空の2.5倍というその巨大さにびっくりです。ゲートとターミナルを結ぶモノレール(?)もありますが、関空のそれとは距離もスピードも違います。日本のように搭乗手続きをした人を必至に捜し回るのと違って、搭乗時間までに現れない人は無視して出発してしまうというのですから、気をつけねばなりません。関空がアジアのハブを目指すと意気込んでいるのですが、この空港一つを見てもほど遠い感は拭えません。
 マカオへの足は空港近くから出るフェリーもあるのですが、今回は香港島から出ているターボジェットを利用、いずれにしろ一旦香港に入国です。出迎えの旅行社のガイドは通称ジョンさん。生粋の日本人ですが、日本で働いた経験はないそうです。
 空港の近くには例のディズニーランドがあり、不評が幸いして乗り物の待ち時間が無いので、日本からわざわざこちらに来る人も多いそうです。空港島から自慢の二階建て吊り橋を渡ると九龍サイド。道路の両側には高層住宅がひしめきます。1100平方キロに700万人ですから、無理もありません。地震が無いので耐震の配慮はなにもなく、日本人から見れば住むには怖い建物です。
 特殊工法の海底トンネルを抜け香港島側に出るとそこはオフィス街、ガラス張りの高層ビルがそびえ、バスの窓からは屈んで見上げないと上まで見られません。現在の最高ビルは88階建て、もっと高くできたのですが、中国では縁起の良い数字、8にとどめたそうです。

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