休日はボーっと過ごすことが多いですが、ボーっとしているのも退屈なのでたまに頭を使うのも良いかと先日、このブログで取り上げた卓上カレンダーを、毎年使えるようにしようかと取り組みました。
写真のものはカレンダーをスキャンし画像を組み合わせて貼り付け印刷をしたもので、これでは毎年同じ貼り付け作業をしなければなりません。そこでExcelで組んでみることにします。
数字を組み込んでいくだけで簡単に思えましたが、4、5、6、10、11、12月は数字を上下反転せねばなりません。ネットで調べますが、図に置き換えて回転するようで、今回の目的には沿いません。さらに調べるとおもしろいフォントがありました。鏡文字フォント(※1)です。
鏡ですから上下反転しても左右も反転していますので通常は文字としては読めませんが、同時に左右も鏡文字化したフォント(例えば鏡文字ゴシック-HV)が準備されていますので、このフォントをセルの書式設定に使えばそのまま数字を入力できます。
一難去ってまた一難。2桁になると上下を反転すると元の数字の180度回転ではないので、桁が入れ替わります。11ならば良いのですが、12だと21と表示されてしまいます。またまたネットで調べます。こちらは簡単、Excelに関数がありました。A1セルの次にB1セルに数字を入れるとすると、B1セルは
=IF(A1>8,MID(A1+1,2,1)&MID(A1+1,1,1),A1+1)
で目的は達成できます。
ここ何年もExcelを使う仕事をしていませんのですっかり忘れてしまっていますが、表計算ソフトは便利ですね。たまに頭の訓練には最適かも、です。
(※1) http://dokoka.org/wiki.cgi?page=IPA%A5%D5%A5%A9%A5%F3%A5%C8%A4%F2%C8%BF%C5%BE%A4%B5%A4%BB%A4%BF%B6%C0%CA%B8%BB%FA%A5%D5%A5%A9%A5%F3%A5%C8#p2