昨日8月30日は「素麺感謝祭」。毎年2月5日には「ト定祭」(ぼくじょうさい)が執り行われ、大神神社の大神に今年の素麺価格のお定めをいただきます。「高値」、「中値」、「安値」、神様のお告げは後になって「成る程」と頷くことが多いのです。今年は「中値」、猛暑予想でしたが肝心の7月は中休み、7月と8月が入れ替わっていれば「高値」だったことでしょう。
大神さまにお告げをいただいたままで、その結果をご報告申し上げないのはけしからん、と始まったのが今年で23回を重ねる「素麺感謝祭」です。大神の前に額ずき感謝を申し上げ、あいにくの雨模様でしたが、音頭と踊りを奉納して直会。この秋からの新たな素麺造りを前にしばしの安らぎです。
歓談の中でも早くも来年のお告げが気になります。小麦粉は既に値上がりをしていますし、石油の高騰を受け包装資材が値上がりし、運送費も値上がりが必定の状況です。この状況も大神さまは見守ってくださっていることでしょう。そう信じ、皆次の製造へと心新たにします。