渋滞

 今日からお盆休みの人も多いことでしょう。お盆といえば帰省、早くからラッシュのピーク予想や、高速道路の渋滞ぶりが予想されています。
 高速道路で渋滞に巻き込まれたとき不思議に思うのは自然渋滞です。事故や料金所で混み合うのは分かるのですが、自然渋滞の場合はある時点で急にスムーズに流れ出したりして、「渋滞の原因は何だったんだ」と狐に化かされた気になります。
 今朝のNHKでは如何にすれば結果的に全車が最も短かい時間で通過できるかの研究レポートを放送をしていました。最初だけを観たので総合的には分かりませんが、「十分な車間距離を取って全車が走る」ことが最良のようです。車間距離が短いがために前の車がちょっと遅くなると、後続車がその車をかわせず大渋滞の引き金になるようです。
 電車や劇場など、出口に人が殺到すると出るに出られず、ゆっくりと順に出た方が全ての人が出るまでの時間が短いことは誰もが知っています。狭い道路で交錯する場合も少し待てば結果的に早くすれ違えることは誰もが知っています。でも突っ込んでいってしまいます。理論と誰もが先に行きたい人の行動心理とをマッチさせるのはなかなか難しいものです。
 家業を継いでから私には帰省がなくなりましたが、車で帰省を考えておられる方、欲を押さえてできるだけ車間距離を保っての運転を心がけてください。

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