一つがダメでも次がある

 今朝は Windows7 から Windows10 に移った際の、ちょっとした事柄です。
 キーボード派の私は、AutoHotkey(※1) を多用しています。キーボードからマウスに持ち替えるのは手間ですので、できる限りマウス操作もキーボードでやるようにします。例えば決まった位置にあるボタンをクリックする等ですが、その際にはそのボタンの座標を知る必要があります。そのためにフリーソフトの MPP Utility(※2) を使っていました。カーソル位置の座標だけでなく、その位置の色コードも表示してくれる便利ソフトです。
 Windows10 でも動いたのですが、どうも解像度の違いには対応してくれません(私が使い方を知らないのかも知れませんが)。比率計算で求めることはできますが、ここは初心に戻って AutoHotkey そのもので調べるようにしました。
 AutoHotkey で作成した ahk ファイルを起動し、タスクバーに表示されるアイコンを右クリック(これはマウスでないと無理ですね)、Window Spy を選択しデスクトップ画面を左クリックすると、先ほどの Spy 画面の Absolute 項目にカーソル位置の x,y 座標が表示されます。座標の位置をつかめば、先ほどの例は、
  ^+b::MouseClick,left,800,140,1,3
とすれば、Ctrl + Shift + b を押せば、(800,140)の地点を左クリックしてくれます。

 一つがダメでも次があるということでしょうか。これで MPP Utility はお払い箱というわけでなく、色検出に使い続けます。

(※1) https://autohotkey.com/
(※2) https://www.vector.co.jp/magazine/softnews/120512/n1205121.html

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