地震

 遅い朝食の後、テレビを観ていると突然横にいた家内が、「地震?」 言われてみて初めて分かる程度だったのですが、天井の蛍光灯は揺れ、窓外の庭木が風によるとはみられない大きな揺れ方をしています。直後に速報が流れます。震源は能登、ここ奈良でこの揺れですから大きな地震です。
 不意に襲う一瞬の恐怖もさることながら、家屋倒壊の被害にあわれた方等は今後の重い負担がじわじわとのしかかります。折しも2年前の玄海島の復興の一部がやっと伝えられる中、被災者の落胆ぶりはいかばかりかとおもんみます。
 地震大国日本、地震には慣れているつもりでも、大きな地震ともなり被害状況が次々と報じられ、日頃「起きるぞ起きるぞ」と言われていない地域が震源であると、明日は我が身、天災とばかりあきらめてもおられません。
 地震予知は可能なのか? 耐震強度はどこまであれば良いのか? 事故隠しでたたかれている志賀原発、設計耐震強度はマグニチュード6.1~6.6、直下ではなかったもののすぐ近くで起こった今回の地震のマグニチュードは6.9。地震が起こるたびにそれなりの人がうんちくを述べますが、まだまだ科学は自然を掌握するに至らず、歯がゆい感じです。

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