土曜日の朝日新聞の朝刊・奈良版に、二枚の算額が日本数学検定協会より東大寺に奉納されたという記事がありました。全国区にしたいので、紹介します。
協会では算額1・2・3(※1)のサイトで解答の応募を受け付け、最優秀賞の表彰をするとあります。
見てみると、問題1は私なりに考えて、大仏さんの体積をいかに求めるかという問題ですかね。 楕円形の積み重ねとして体積を推測するかそれとも直方体の組み合わせとして大まかに体積を求めるかでしょうか。細い人は大仏さんは内部が空洞ですから平均肉厚を 55mm として内部の体積を引くというようなことをするかもしれません。
問題2は、私には解き方すら知識がなくてわかりません。 鐘つき棒(撞木(しゅもく))を8人がかりで撞いた時、どのくらいのエネルギーが鐘に加えられ、鐘の造りからどのくらいの音がでるのか、計算方法や理論が全くわかりません。ギブアップです。 今年の1月1日という日付も指定されていますので、細部にこだわる方は、当日の奈良の気象状況も計算に加えるかもしれません。
サイトの最初にもあるように、人の数だけ正解があるようで、「考える喜び Ⅹ 解く楽しみ」がテーマです。正確な数値を問題とせず解き方の独創性を判断するようです。ぜひ挑戦してみてください。
毎年1月23日に算額を奉納するそうですので、私にでも解ける問題が出てくるか、私の場合今後に期待して、最優秀賞は他の方にお譲りします。
(※1) https://sangaku123.jp/