テラフロップス

 テラフロップス ってご存じでしたでしょうか。もちろん私は知りませんでした。スーパーコンピューター(略してスパコン)が1秒間に行える計算の回数を示す単位、1テラフロップスで1兆回と聞いてもピンときませんが、気象データの解析などまだまだスパコンのスピードアップは必要のようで、先進国のメンツでもあるようです。文部科学省は現在最速の280テラフロップスを50倍近く上回る10ベタフォロップスのスパコンの開発に乗り出す構えです。
 今のスパコンの速度が10年後のパソコンの速度だといいますから、庶民にとってはそちらの方が楽しみでもあります。今身近でお世話になっているCTやMRIも処理速度が上がったために実現できたものですから決して無駄な投資ではありません。一方で実証実験が始まろうとしている複数台のパソコンを連携し、計算を分担することで実質速度を上げようとする取り組み、こちらの方が素人考えでは有効かなとも思うのですが、パソコン自体の速度アップが必要なのですから両立すべき技術開発であることに違いはありません。

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