カルネージハートというゲームがあります。
ロボットバトルものというジャンルのゲームはかなりありますが、普通はアクションです。
まず、シミュレーションであるという点でかなり限られたものとなります。
パーツを組み合わせて自分の機体を作成し、戦闘はすべてAIが行ない、プレーヤーはそれを見ているだけです。
簡単な方針だけを設定して対戦するというのは他にも例があるのですが、
カルネージハートの特質はAIのプログラムを自分で組むという点にあります。しかも3対3のチーム戦。
PSで95年から99年にかけて4作発売されましたが、あまりのマイナージャンルに当然の結果というべきかあまり売れなかったようで以降続編が発売されることはありませんでした。
これが、PSPで発売されたのです。
私は今までこのシリーズに手を出したことはなかったのですが、評判を調べてみると敷居は高いものの、出来はいいという評価がありましたので思い切って手を出してみることにしました。入門用の解説サイトもまだありましたし。
手を出すことに決めたものの、あまりにマイナーすぎて売っている店をあちこち探し回る羽目になりました。発売されたばかりなのに存在を知らない店員もゴロゴロ。同時発売のソフトは店頭に並んでいるのにこれだけがないのです。
ようやく手に入れることに成功したからよかったものの、
手に入れる段階ですでに敷居は十分な高さに達していました。