ランサムウェアに関する記事(※1)を読むと、パソコン内のファイルを暗号化して身代金を要求するランサムウェアは企業、特に重要なデータを持つ企業にとって大きな脅威だということがよく判ります。なぜなら、被害に遭ってない企業の4分の3は、仮に感染しても身代金要求には応じないと言っているにもかかわらず、実際に感染した企業の3分の2は身代金を支払っているとのこと。
こまめなバックアップで防げるだろうと素人ながら思うのですが、大量のデータを扱い時々刻々データ更新がされる大企業ともなると、難しいこともあることなのでしょう。いや、組織的対策が取れる大企業よりも、そこそこの中小企業のほうが危ないのかも知れません。
そういう私共もお客様のデータを蓄積していますので、被害に遭わないよう注意が必要です。でもご安心ください。前にも申しているとおり、非常に不便なのですが、感染が起きないようお客様にかかわる処理PCはネットから完全に切り離しし、そのPCのダウンに備え終業時にその日までのバックアップを取っています。
極々小規模の私共だからできることですが、企業の管理者がいかなる対策をしているのか、興味は尽きません。お教えいただきたいところですが、もちろんウィルス作者に漏れてはいけませんので、企業秘密なのでしょうね。
(※1) http://japan.zdnet.com/article/35089113/