おひさしぶりです

仕事で1ヶ月新宿に通っていました。連日夜遅くまで残業の日々だったので、折角の新宿もお昼休みに5分、15分ぶらぶらするだけ。なんてもったいない!と思っていたのですが、新宿通いが終わる数日前、18時半という早い時間に仕事が終わった日がありました。こんな絶好の機会を逃す手はありません。今日はその日のお話です。
私が通っていたのは新宿の東口ですが、さすが新宿、西口程の賑わいはなくとも三越、伊勢丹、丸井等そうそうたる大手百貨店が軒を連ねています。歩く人や百貨店の品揃えを見ると、10代20代の若者が多い西口と比べてターゲット客の年齢層は少し上、という感じがします。驚いたのは百貨店の開店時間で、新宿では11時開店でした。普通は10時くらいだろうと思っていたのですが、それも納得、そんな朝早い時間に東口を歩いている人はあまりいないのです。そして夜は遅く、9時まで営業しています。私が仕事を終え街に出た19時は会社帰りの人がいっぱいでした。平日ですが、こんなに働いてる人がいたんだと思うくらいの人出です。それに加えて、夜ご飯を食べたり飲みに来たりの夜の長い人たちが大勢新宿にやってきます。買い物だってこれから、という時間でした。昼間とは一変した夜の顔です。見れてよかった、早く終わった仕事に感謝です。
と、横道にそれたところで、私の目当ては新宿東口にある紀伊国屋書店本店でした。地下2階、地上8階建ての建物1軒がまるごと本屋さんで、本好きにはたまらない1軒です。そしてさらに私の目当ては10日後にせまった試験の午後用問題集を購入することです。(午前と午後合わせて2つの試験があり、試験まであと10日しか無いのに、午後試験対策を何もしてないというこの悠長さ!自分でも信じられないや。)
さすがに大きな本屋さん、会社帰りや学生さんや大勢の人が本を選んでいる姿になんだかわくわくしてきます。やっぱ、本はいいー!
目指す試験の書棚にもたくさんの人がいて、問題集を選んでいました。いる、いる、私みたいのが。今から問題集を探すその真剣と言いましょうか、緊張と言いましょうか、焦りと言いましょうか、そのお気持ち、痛いほどよくわかります。わかるけれども、合格率15%の狭き問、あなたもそなたも合格を目指す同志でライバルです。他の人の試験勉強に向かう姿を見れただけでも、収穫だったかもしれません。私も頑張らなくっては。
何冊もある問題集を開いては中を見て、自分にあった本を探します。どの本も良く見え欲しい本は複数あったのですが、なにせ10日しかありません。選びに選んで1冊に絞りました。あんたに決めたよ!あんたに私の10日間預けたからね!にらみつけ、何もにらみつける事はないじゃないかとはたと気付いてごまをすり、どうにかこうにか買ってきました。無理かもしれないけど、でも最後まで諦めずにできる限りの事をしないとね。でないと神様も助けてくれない(結局、最後は神頼み)<

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