私のお気に入りの一つ、今朝の朝日新聞の「切って はって 算数力」は素数がらみの話でした。素数といえば、一昨日、セントラルミズーリ大のカーチス・クーパー教授が史上最大の素数を見つけたとのニュースがありました。
2238万8618桁というのですから途方もありません。800台のPCでひたすら計算だそうですが、どんなアルゴリズムなのでしょう。数字を一つづつ増やしその数字を小さな素数から大きな素数まで順に割り算をし、全てで余りがでれば素数、なんてことはないでしょう。
この国際的プロジェクトには15万人以上が参加しているそうで、なにがそんなに人を惹き付けるのでしょうか。「何の役に立つのか」との記者の問いに、「大学の宣伝」と笑ったそうですが、本当の所教授にとっての大いなる魅力なのでしょう。
確かに、近大マグロが近畿大学への入学出願者数を日本一に引き上げ、大学の研究成果が「大学の宣伝」になってはいますが、マグロは役に立っても素数は? 暗号化に必要といってもここまでは要らないし、と考えてしまいます。でもこれは素人考えで、「素数から駒」なんてことになるやも知れません。