疑心暗鬼の世の中

 先日「ひ」さんが、宅配便の再配達の多さについて、コメントを書いてくれました。その関連でネットを検索していると、簡易宅配ボックス(※1)なるものを見つけました。
 玄関前に簡易ボックスを置き、宅配業者はボックス内に品物を入れ、中のポケットにあるはんこで領収印を押して、ボックスに付いている施錠前の南京錠を施錠して配達業務完了です。なるほどこれならば留守であっても荷物が受け取れます。
 価格は6980円、宅配業者が助かるなら費用は折半、いや宅配業者が安く作って配布してもいいかな、と見ていると、横からクレームが入ります。
 「おい、今の世の中そんなに信用して良いのか」 「受け取り印、どこに押されるか解らんぞ。受け取ってもいない荷物に押されたらどうするよ」 「『留守だ』と教えるのも良くないし、それに格好のいたずら道具、変なもん入れられて鍵掛けられたり、鍵だけ掛けられたり」
 周りの皆は信用でき、善意の世の中だった頃はどこへ行ったのでしょうね。だます手口が横行している現状が、人を疑心暗鬼にしているのでしょう。

(※1) http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1506/09/news141.html

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