NHK だけ映らないアンテナ(※1)がネットで話題になっています。NHKとの受信契約は、放送の受信を目的としない受信設備には適用されませんので、今まで通用しなかった「俺はNHKを見ていない」を声を大にして言えることに喝采をあげています。それだけNHKの受信料の取り立てに不満を持っておられる方が多いと言うことでしょう。
NHKの受信契約は、放送法(※2)に依りますが、細かい規定はなくNHKが定める日本放送協会放送受信規約(※3)に基づきます。この辺りも私には割り切れないところですが、私が最も引っかかるのは、NHK受信料(※4)にある「受信料徴集に関する人件費コストでは、BBCは2005-2006年では受信料は全体の4.9%にとどまった。一方、NHKは13%であった」の文言です。外注をしてまでやることかと不満です。
少し前のデータで88%の人がスクランブル化を望んでいる人がいるにもかかわらず同記事で「全国どこでも放送を分けへだてなく視聴できるようにする、という公共放送の理念と矛盾する」「特定の利益や視聴率に左右されず、視聴者の視点に立って、多様で良質な番組を放送するべき」との理由で拒んでいるのを聞くと、本音は別なところにあるのではと疑ったりします。そろそろ転換の時期ではないでしょうか。
(※1)http://internetcom.jp/webtech/20150330/antenna-do-not-display-only-nhk.html
(※2) http://ja.wikipedia.org/wiki/放送法
(※3) https://pid.nhk.or.jp/jushinryo/compliant_1.html
(※4) http://ja.wikipedia.org/wiki/NHK受信料