昨日読んだ記事で興味をひいたのは子どもが学校で本当にマスターすべき7つのこと(※1)です。
1.読む力
2.質問能力
3.柔軟な考え方と説明する力
4.会話能力
5.他人と協力すること
6.没頭すること
7.健やかであること
の7つですが、特に興味を持ったのが項目2の質問能力です。
質問の中には知らない事柄に「それは何ですか?」と訊くこともありますが、より深く掘り下げるためには、話の内容にある程度の知識がなくてはなりません。大人になると、出席者の顔ぶれを見て「ここで自分が質問をするのはまずい」とか、「こんな質問をして馬鹿にされないだろうか」とか、「場をしらけさせてはいけないからとりあえず質問しておこう」とか、本質から離れてしまっていることが往々にしてあります。それもこれも子供の頃から質問をする能力が付いていないからでしょう。
特に子供の頃は、質問は知らないことを知る近道であり特権です。その能力を高めないのであれば教育者としては問題ありでしょう。60分先生がみっちり教え込むよりも、先生の話は30分その後30分は質問がどんどん出て教えが膨らむ方が余程子供達には良いと思うのですが、いかがでしょう。
(※1) http://gigazine.net/news/20150319-7-things-every-kid-master/