サッカーワールドカップも明日から準々決勝で、一段と盛り上がります。サッカー観戦でいつも気になるのが、ファールのやりとり。厳しくとる審判もいれば、ほとんど流してしまう審判もいます。ファールにも善し悪しがあるとみえて、解説者も「あれを止めなければ決定的な場面になっていましたね」と、あからさまなファールを褒める始末。100%と言っていいほど、ビデオ再生で見る限り、ルールからすればファールなのに、観ている私も「これがサッカーだ」と納得しています。
更に輪を掛けているのが、ピッチで痛さをこらえきれずうずくまる選手の姿。ビデオ再生で見れば、ボールを相手に奪われたと分かってから倒れ込むケースが多く見られ、相手ファールの主張です。痛さに我慢しきれずうずくまったかの選手の多くは、ゲームが進むと何も無かったかのようにプレーに復帰します。好感度は下がりますが、今までずっと見てきて「これがサッカーだ」と了承しています。
このわだかまりを表に出す人もいて、W杯は演技派ぞろい(※1)は、今W杯でこれまでピッチに倒れた選手の数の順位とその前後関係を調査報告しています。「アメリカ人らしいな」が、私の感想です。
ルール通りに厳しくファールを取っていれば、中断ばかりで試合が進まないのかもしれませんが、逆に得点シーンが増えてもっと盛り上がるかもしれません。それにファールをしても見逃されたり、良いファールがあるなんて、子供の教育に取っては?ですね。
でもこんな堅いことは横に置いて、明日からのゲームでのスーパープレイを楽しみましょう。
(※1) http://www.asahi.com/articles/ASG714GJTG71PTQP00M.html