高いか安いか

 タブレットが普及し、企業や教育現場に取り入れる動きが広がっています。
 昨日の朝日新聞に、学校でタブレットを導入するにあたり、個人負担を5万円とする提案に、「安い」と「高い」の両意見が出ているとの記事がありました。通常14万円の品らしいですから、個人的にも使えるとあれば、使う意図のある人には安いですし、興味の無い人には高いでしょう。
 でもタブレット導入については、値段の問題ではなく、それを使ってどうゆうことをやりたいのか、やれるかの論議が先でしょう。時代の流れに遅れまいと、ただ導入というのでは話になりません。教職を長く続けておられる方は、教育指針に従ってただ教科書のページを繰っておられる方は別として、「自分はこういう風に教えたい」、「こんなことができれば良いのに」といった思いがきっとおありのことでしょう。タブレットはその可能性を大いに広げてくれそうです。
 でもそのためには先生方の知識技能向上も必須です。単に教材屋さんが持ち込んでくる汎用教材に頼るようでは、とてもかゆいところに手が届くとはいきません。プログラムが組めるとまではいかなくとも、それなりの向上心は必要です。
 先生方にその向上心があるならば、私は「安い」方に一票です。

se.gif

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です