ディジタル通信の分野では、ファックスはもはや過去の遺物となりつつあります。時代の流れでパソコンもWindowsXPではモデムが標準で付いていましたが、もはやモデムなしがほとんどです。しかし業務上では、今もファックスは取り外すことのできない機器です。
メール同様、ファックスは、相手が不在でも書面を瞬時に送れる優れものですが、商品売り込みの業者にも格好の素材です。当店にも売り込みファックスが頻繁に届き、着信音への「注文ファックスか」との期待をたびたび裏切ってくれます。
そこで今までは採用していなかったのですが、着信ファックスを一時メモリーに保存し、必要な分だけプリントアウトする機能に切り替えました。これで印刷用紙やトナーなどの消耗品コストを抑えることができます。
欠点は、席にいるときは着信が音で確認できますが、そうでないときはその都度着信を確認しないといけないことです。メールも同様なのですが、メールチェックは日常化していますので、ファックスチェックも慣れないといけません。
それ以前に、スパムファックスが何とかならないものでしょうか? もうファックス関連に力を入れる会社などないのでしょうね。