先日通院している病院で催し物があり、ひょんな機会で立ち寄りました。病院のことですから医療の解説あり、健康食品あり、人工呼吸のお試しありなど様々な展示ですが、その中に衣服や小物などの販売もありました。
そこで百田 尚樹著の「海賊とよばれた男」を見つけました。例の本屋大賞を受賞し一躍名を挙げた書籍です。価格は上下巻各20円。定価1680円x2=3360円の本がです。懐具合からハードカバーの書籍からは遠ざかっている私ですから、即購入です。なぜこんなに安いのか尋ねると、病院職員さんなどからの提供とのこと。でも扱いの良い方なのか、新品同様の品です。
ベッドに入り眠気が襲ってくるまでのしばしの時間の読書ですが、一気に読み進み読み終わるまでもう残り僅かです。試験問題に取り上げられるなどの文芸作品ではありませんが、主人公の経営者としての信念と決断、先を見る力にグングン引きこまれていきます。良い買い物でした。色んな所に顔を出してみるもんですね。