ベンチャーの育成

 私は今まで知りませんでしたが、Kickstarter(※1)というサイトが、「面白そう!」を支援するKickstarter~共感がお金を集める(※2)や「こんなのが欲しかった」、共感を資金にするサイト(※3)(こちらの記事は会員登録が必要です)などで紹介されています。「こんな商品を作りたいのですが、そのための資金協力をお願いします」とのサイトなのですが、予想を超える資金が集まっているとのことです。
 ベンチャーを支援する気質のアメリカならではでしょうか。私を含め日本人の多くは、「何か裏があるのでは? 大丈夫だろうか」と二の足を踏んでしまいそうです。日本ではベンチャー企業を育てる素地がまだまだ薄いと感じます。銀行を筆頭に資金供給者は、石橋をたたいてたたいてそれでもなお渡りません。それでいて他がやるなら安心と変な所で損失を出している感じがします。
 日本は技術力でしか生き残れません。まねのできる技術はすぐに安い労働力の国が追いつき追い越していきます。更にその上を行く技術やアイデアを常に生み出していかないと生き残れません。詐欺まがいの行為には罰則を強化して真のベンチャーの育成に資金援助がなされるべきです。
 これらの記事を読んでつくづくそう思いました。足の踏み込みでエンジンを始動するKickstarter、よいネーミングです。早く日本も足を踏み込んでいただきたいものです。

(※1) http://www.kickstarter.com/
(※2) http://d.hatena.ne.jp/Syouka/20101221/1292952363
(※3) http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20120321/1044203/?bpnet

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